はい!
2部5章後半オリュンポス、クリアいたしました!
FGO始めて9ヶ月ちょっと、ようやく最新章に追いつけました、嬉しい!!
今回はバトルにサポ固定が多くてダルかった…
なんとかクリアしましたがデメテル戦だけは2部に入って初めて令呪使ってしまいました…泣
あのねー、私のカルデア、星4以上の単体ライダーいないんですよ。ライダーは本当に人材不足なので、もうこういうこと(サポ固定)されるとどうしようもないんですね…けど!令呪使ったのはデメテル戦だけで、あとはなんとかノーコンで頑張りました。
バトルは別の記事でまた書きたいと思いますのでこの辺で。
ストーリーは、今回も面白かったです!
が、良い部分と悪い部分がちょっと露骨。
どうも煮えきらなかったアトランティスよりは、緊迫感ある場面も多く、やはりクリプターとの対話や異聞帯を消す瞬間を描いていて好きでした。ただ、まあ色々と言いたいこともあり…いつも通りネガティブな部分は後半で書きますね。
まず、一番印象に残っているキャラクターについて。
間違いなく、キリシュタリア・ヴォーダイムです。
いいキャラしてました…
オリュンポスで一番良かったのがこのキリシュタリア関連。と、そのサーヴァントであるカイニス。それ以外は正直…ゴニョゴニョ
キリシュタリアがメインになるであろうことは予想はしていましたが、とても良い描写だったので好きになりました。
しかし、うたた寝したりワイバーンだ!したり唐突に上半身裸になったり意外に面白キャラでしたね…
この人意外とFGOのギャグイベにも対応できるんじゃないの?と思いました(笑)素質あるよね!?
そしてキリシュタリアの本当の目的は…
あまりにも壮大というかスケールの大きい話でした。
異星の神によって蘇生されはしましたが、以前からずっと別の目的があると言っていた通り、むしろ異星の神を排斥しようとしていました。
言うなれば異星の神の敵だったわけですね。最終的には敵対するのかもしれないとは思っていましたが、まさか最初から排斥しようと動いていたとは思いませんでした…
それが彼なりの地球の護り方だったのかもしれないですね。
語られたのは壮大すぎる目的。聞いていて「はえーどんだけスケールのデカいこと考えとるんや」とポカーンとしてしまいました(笑)
人間は弱い。それはまあ、そうなのでしょうね。
人間は正解を選べない生き物。それもまあ、そうなのだと思います。
種として弱いならこれを強くする、最終的には誰もが神に等しい存在にさせる、と。
それによって不平等は解消されいつか「正解」に辿り着けると。
これがキリシュタリアの言う神代の復活、であり全く新しい神代、破神計画だったのですね…
ただ、まあ私の個人的な意見としてはやはりあまりにも理想論すぎる、と思います。
ホームズとほぼほぼ同意見です。
皆が等しい存在になったところで、やはりどうやったってその中で争いは発生していくものです。
実際の人類の歴史を紐解いてもそうです。結局その中で争いが起き、誰かリーダーシップを取る人が生まれ、序列ができ、今と変わらなくなっていくんじゃないかと思います。
人間ってのは、そういうものだと思います。現実の神の中ですら争いは起きたわけですから。
ふわっとしている、というかまあそういう印象を受けました。
その願いは素晴らしいものだと思うけどね。
それに、キリシュタリアの計画を実行させてしまっては結局のところ汎人類史は取り戻せません。人理修復の旅で助けてもらったあまりにも多くの人や何より…ロマニがその身を賭して取り戻してくれたものを失うことはやっぱりできないのです。
それから、この異聞帯攻略の旅でも多くの人に助けられ、多くの人を踏み潰してきたわけです。ここで負けたら、顔向けできません。その人たちに対する責任がある。
だからやっぱりここはね、「その結論は受け入れられない」を選びました。
人理装填、この単語と開幕無敵貫通宝具というのはもうどう考えてもゲーティアを意識してますね!
本当に全力で、ぶつかってきてくれました。
やっぱりこのマスターとしてお互いに全力を出し切ってぶつかる感じと、先の人理装填といい、ゲーティアを思い出させるような演出、いいですね。
戦いの後。
ドクターの名前が出ると、泣きそうになるのでやめてほしいのです(泣)
キリシュタリア、マスターとして全力でぶつかってきてくれました。
とても気持ちのいい好敵手でした。
そんでもって飛んできたロンゴミニアドに対してこの言葉…!!
キリ様…キリ様アアアアアア!(と言いたくなるよね)
カッコいいよ…
しかし私たちを護ろうとしているときにベリルに刺されてしまいました…ベリルよ…
まあでも、ベリルみたいなクズが一人ぐらいはいてもいいんじゃないかと思うよ。
ボロボロになってなお、異星の神を一瞬でも退けるため、立ち向かい私たちにこんな言葉を掛けてくれました…
そう、本当にその通りですね。
ここの勝利条件は生き延びさえすればいいのです。
いやーもうそんなこと言わんといてくれや(泣)
やっぱりオフェリア、ぺぺさんと同じようにキリシュタリアはこちらに対する恨みはないように感じます。もっと言うと尊重している感じが…
うーん悲しい。
そして大好きな言葉。
人間は正解を選べない、だから起きてしまった事を結果として正す為に浅ましくも歩み続ける。
いやーその通りだと思います。
「罪悪感や罪滅ぼしで戦う必要はない、君は君が得られる最大の利益の為にカルデアから旅立ったのだから。」
ものすごいグッときました。これは主人公にとってもすごく心が楽になる言葉、救われる言葉なんじゃないかな。
こうして言ってくれる人がいるっていうのは、本当に貴重なことですね。
結局のところ、正義だなんだのは難しい問題で決められないからなあ。自分たちのために戦う、やっぱりこれが一番しっくりくるよね。
敵対していたのにこういう言葉が言えるキリシュタリアは、やはりすごいと思う。
キリシュタリアー!!!!
うーん、好きだ!笑
彼が破神計画を考えるようになったのはやっぱり過去のエピソードが深く関係しているんだと思います。
このエピソードも良かったなあ…
少年はペンダントのおかげで生きていけたけど、ペンダントのせいで他者と関われなくなっていた。
本当に見えないところにいたんですよね。あーなるほどなあと思いました。
少年はそのおかげで生きながらえていたんだけど、他者と関わらないというのはやはり人間を腐らせてしまうものです。ボコボコにされるだけかもしれないけれど、万が一良い人に出会えていたら…と考えるとね。この少年の人生は、変わっていたのかなあって。
断章の彼だろうなあというのはまあ想像つきましたが、どうして助けたのかははっきりとは分かりませんね。
お金…では間違いなく無いだろうし、彼にとって得られたものはなんだったんだろうなあ…
純粋に助けたい。それもあり得るけど、個人的には人と接したかったのかなあ…って。
誰かと話したかったんじゃないかなあ。誰かと関わることが、嬉しかったんじゃないだろうか。
そんなことは考えてはいなかっただろうけど、深層心理では思っていたんじゃないかなと。
無知ではあったが愚かではなかった。だからペンダントはキリシュタリアを隠すために家にずっと置いていたんですね。備蓄を削ってでも…
少年はキリシュタリアのためにペンダントを家に置いて盗みに行ったことでボコボコにされ、生き絶えてしまいました。
この死は、あまりにも重い。キリシュタリアにとっても深く深く刻まれて、これが世界を変えたいと思うようになったのでしょうね。
誰もが平等な世界を。
誰かのために何の見返りもなく、命をかける。まさに破神計画そのものですよね。
のちのカイニスの回想で語られます。
自分は含まれない、自分だけは人間のままの計画。
何の見返りもないですね。
そして最期のシーン…
マスターとサーヴァント表記になっているのが、いいよなあ…
大令呪の本当の用途を知っているキリシュタリアが消えてしまったら誰にも分からないと思うのですが。
やっぱりマリスビリーは出てくるかなあ。
しかし胸から下が存在しない、か。エグいですね…
カイニスが味方側につくのもキリシュタリアが仕向けたことだったんですね。
即オチだの拗ねもしただのww
やっぱり面白いわこの人。
カイニスが応じたのは、そういう理由だったんですね…
キリシュタリアの人間性を知ろうとしたことが、カイニスにとって気に入ったのか。
カイニスもいいキャラしてましたよね。今回ですごく好きになったよ。
あれはやはり、シミュレーションだったんですね。
蘇生に因果を覆すだけの成果が必要ってのは、確か2章のオフェリアの回想で語られてたかな。
ベリルとはすれ違えたか。後はディビットがいないのは何故だろう?蘇生してないのかなあ?
楽しかった旅を覚えているのは自分だけだった…
はい、ここで泣きました。涙がぽろぽろ流れました。
すごく純粋な、子供のような願い。もう叶わない願い。子供のような言い方。だからこそ胸に響く。
キリシュタリアは…本当にAチームのみんなが純粋に好きで仲間だと思っていたんだろうなあ。
ベリルに後ろから刺されたとき、予想していなかったようだけど、どんな感情を抱いたんだろう。ショックだったんじゃないかな…
擬似的に叶えたものですら、幻であって、他の人の記憶にはないものであって…
ああ…辛い…
人間は、みんな頑張っている
そうだよなあ…人間はみんな頑張って生きてますよ。
お疲れ様でした…
キリシュタリアの夢は、叶わなかった。
だけど、あなたに恥じないようなマスターにはなりますよ。
あとはカイニスもよかった。
カイニス、正直オリュンポスまではやたら強い言葉でイキってるだけっていう印象で(アトランティスで双子にボコボコにされてるのは可哀想だなと思ったけど)、全然好きじゃなかったんですけど今回で好きになりましたね。
自分の中での守りたいものは通せる人なんだなと。
自分を含めない見返りのない計画を聞いて、キリシュタリアを支えようと思ったんだよなあ。
キリシュタリアとカイニスの関係性は、すごくよかったし、とてもよいマスターとサーヴァントの関係性を描いていたと思う。
弱さを克服したカイニス、壮大な野望に見返りを求めないキリシュタリア。それぞれ尊敬の対象だったんだな。
今までのクリプターもなんやかんや良い主従関係だったなあ。
例外はオフェリアちゃんぐらいか?まああれは酷かったね…
また会うことはあるのか?会いたいですけどね。
カイニスは本当に評価を上げたいいキャラでした。
オリュンポスの双子に関してはね…
正直な話すると、もう少し活かせたと思う。ずっと同行してた割には影が薄いように感じる。終盤出番が無かったからか…
明日が見たい、というのもふわっとしているというかな。異聞帯が消えたらその明日も無くなるんだけどなあ…というのがあったな。
でも、最後のここら辺の台詞はグッときました。
少しだけ自分に言い聞かせている感じが良かったですよね。
そうだよね…やっぱりもっと先の日々を見たかったよね、と。
それで、涙が出てきたのがここ。
大人になった姿が見たかった…
きっとマカリオスくんとアデーレちゃんはすごい美男美女になると思うんだ。
私も見たかったよ…
やっぱりこのオリュンポスがユートピアとは言えないわ。
あとはゴルドルフ所長ー!!もう、マジ好きになりました。
アトランティスまでは結局好きでも嫌いでもなかったんですけどねー。今回本当の意味で好きになれました。
一番はやはりカイニスとの交渉シーン。
ゴッフ…ちゃんと所長として全力で助けようとしてくれてた…
こんな敵方の粗暴なサーヴァント相手によく頑張ったよ…本当に…
ゴッさんビビりだから本当に死にそうなぐらい怖かっただろうに…
そして一番グッときたのは
空想樹等全てがゴッさんのせいではもちろん無いが、コヤンスカヤ(言峰もだっけ?)をカルデアに入れて、カルデアを滅ぼしたのはまあ間違いなくこの人が原因の一端ではある。
人理焼却がカルデアのせいではないこともすべて。
分かっていたんですね…
みんなの前では口に出さなかったけど、負い目はあったんだなあ。
自分が可愛いからこそ、卑怯者にはなりたくない…
すごくゴッさんらしい考え方だと思いますよ。
ここすごく良かったなあ…
フワッフワのクロワッサン、ここできたー!(笑)
なんと通用しました。
ゴッさん、いやマジで頑張った。
あと良かったのはコヤンスカヤのところですね。
ここら辺の場面、緊迫感ありまくりですごい良かった。
コヤンスカヤはやはり敵に戻ってくれるよな!と。最近のヘイト減らしムーブとか4章の助けたところはマジで気持ち悪かったんでガチで戦ってくれて安心安心。
面白くなってまいりました。
異聞帯に単独顕現、愛玩のケモノと言われていたり、ビーストなんじゃないかとは前々から言われてましたし私もそう思ってましたが。
やはりでした。ただ疑問なのが人類悪は人類愛も持ってるはずですが、人間嫌いなこの人のどこに愛があるんやろうか?異星の神にも言えるんだけどね。
それでもって愛玩の獣戦がクッソ楽しかったです。
演出、BGM共に良し!良し!良し!
特にBGMは最高!今までの異聞帯のマップBGMと玉藻ちゃんの宝具BGMを混ぜてますね。
永世帝国タユンスカポンでこちらにバフがかかるのも最高だし。
心情的にどうしても玉藻ちゃん入れたかったんでお借りして入れてみたんですけど、途中からNPグングン回るしめちゃくちゃ楽しかったですね。マーリンと合わせると非常に相性が良い。なんか欲しくなってきちゃったじゃーねえか!
最後の一撃玉藻ちゃんで決められたの最高of最高。脳汁出ました。
20%のクリティカル出してくれた。すごくない!?
どんだけ殺意高いんや。身内の不始末は自分で片付けるってか。
絶対誰か落ちるだろうと思ってたけど三人で完封してしまいました。
このバトル楽しすぎたんで多分別記事でも上げる。
口調と目の色が変わりました。
これは多分傾国モードみたいなものかな。
とにかく、コヤンスカヤがようやく本性を出してきたのと緊迫感あって面白かった。
記事が長くなってきましたが、書きたいことはここからの方が多いので分けます。
①では良かったところのみ、上げましたが②ではダメだったところを書こうかと思います。
それでは。