つれづれ

限界オタクのブログです

FGOツングースカ・サンクチュアリの感想

はい、終わりましたー!!!

実日数としては6日で終わりました。

途中塔イベとかやってたんで間の期間挟むと21日もかかってしまいましたが。

本編はやらなくてもエピローグクリアすれば7章までいけちゃうんですが、私は飛ばしたくないんですよね…基本的に。

1.5部も律儀に実装順に全てやりましたし。やってから2部やったし、平安京も飛ばしてないし。

でも振り返ってみると何で飛ばすのOKにしてるの?ってぐらい普通にその後の話でネタバレあるし、今回もそうでしたね。エピローグで普通に根幹のネタバレ出てくるし。

5章から遡って実装されたイマジナリ・スクランブルだけやってないですが、まあそんなに関わってそうでもないしいいかなって…大奥みたいなもんでしょ?メインでフォーリナー組がまた出てくるならやる必要ありそうだけど。

 

 

 

まあ、終わって1番の感想は。

さらっと終わってくれて助かる

これに尽きる。

6章がクソ長すぎてうんざりしていた身としては、そこは良かったし、メインシナリオを読む感覚が戻ってきました。面白くないのに時間を浪費させられるのが一番困るので。

 

前評判がよろしくなかったので期待値を死ぬほど下げてたのもありますが、長さは評価したいのとそこまでひどくはなかったと思う…笑

まあ、面白かったか?と言われれば別に面白くはなかったんですけどね…w

 

 

ここはめちゃくちゃ良かった!という点が正直な話無い…w

なので、良かった点・ダメだった点と分けずに、ポイントごとに書きますね。

いつも通り辛口なので注意!

 

以下ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.コヤンスカヤの正体と最期

2.殺し愛はもういいよ…太公望ってそんなんだっけ?

3.無意味、無駄な会話のテンポの悪さ、イライラする

4.ニキチッチ、伊吹は何のために出した?

5.カタルシスや盛り上がりどころがない、本当に平坦だからつまらない

 

 

 

1.コヤンスカヤの正体と最期

ツングースカの一番の核であるポイントはここですが…

正直な話コヤンスカヤの正体には「はあ?」としか言いようがなかった。

がっかりもいいとこだった。

確かに自分が持ってる光コヤンのプロフィール見てたら"タマモナイン"とは一言も書かれてなかったんだけど、それにしても何だよそれ…(キャットはタマモナインと書かれている)

玉藻要素はただの器って。

結局オリジナルの玉藻と何の関係もないじゃん!

それ玉藻の姿してる必要ありますか?

なんでそこひねったの?本当意味分からん。

素直に妲己にしておけば良かったじゃん。そしたら太公望もあんなカッコ悪いところ見せなくて済んだだろうに。

玉藻ではないただの動物のいろんなものの集合体って。

自分が本当に知らないところで悪虐されてる玉藻ちゃんがマジで可哀想でしかないんですが。

今回のシナリオ、伊吹の存在やフォウくんが無駄に会話に入ってくる感じとか、モノローグの書き方からしてどう考えても桜井氏だとは思いますが、さすがにこのコヤンスカヤの設定考えたのはきのこでしょ。

玉藻の顔で2部にずっと関わってきたコヤンスカヤの設定を考えないわけがない。

きのこ、本当才能枯れたなあ…6章といい。

 

超悪の妲己と、太公望の対決なら見たかった。

コヤンスカヤのこの設定をまず受け入れられてないんで、もう全てが馬鹿馬鹿しいんですが。

でもこれを受け入れないと2部も先に進めないので、もう受け入れます。にしても本当に残念だ…

 

コヤンスカヤの正体を(無理矢理)受け入れた上で。

異聞帯を渡り歩いていた目的は、母の愛を知るために、異形の子供たちを引き取ることだったと。尾を集めていたのもこれを尾に取り込んだ上で、再生産し、人間がいない聖域の生存圏を作っていたと。

人間たちが鏖殺しながらも愛玩することは悪であり、自分も悪なのでその獣になったと。

まあ、これ自体はあ〜そうだったのか、というものではあります。ここは納得できます。

 

ただ、その決着がなあ…

コヤンスカヤのためにあそこまでしてあげる義理って何?

確かにもう戦いたくない、でもそれはここで旧カルデアにしてくれたことを返して決着をつけるってことでしょう。

確かにケルヌンノスから守ってくれたのはコヤンスカヤだったけど、旧カルデアにしたことは忘れ去られるものではないからな。

あ る だ ろ

カルデアの職員を殺したのはコイツやで?あるだろどう考えたって。コイツに限っては異聞帯をでなくてもある。

人理修復を支えてくれた職員はこれ見てどう思うのか。

先に挙げた色んな理由を考えても、やはりそれは殺し合う理由がないにはならないでしょう…

「ええー…」って本気で思っちゃったよ。

後にエピローグでコヤンは領域ごと自爆するつもりだった、その罠だった、というフォローはされたけど。

だから結果的にはこの選択は正しかったのでしょうが、心情的な部分でどうにもストンと落ちないんだよ。そこはどうにもならない。

 

ここまでしてあげる理由マジでなんだ。

という、理屈を抜きにして納得できないんですよ。心情的に。

主人公と気持ちが乖離してるのって一番キツいよね。物語に入り込めないんだもん。

オリュンポスの武蔵や6章のアルキャスのところもそうだけど。

 

まあでも最期のところだけは良かったかなと思います。

人間以上の理不尽で命を奪い、獣たちの代弁者を気取る。

そこは自覚してたんですね。

人間に怨みを抱くのはまあ分かるから。ただ、今までの凶行は許されるものではない。

鏖殺しておきながら愛玩するというのは自分自身でもあったわけだから。うそつき、と言っているのでしょう。

そこの罪の自覚はあったのは良かったかなとは思います。

 

確かに人間以上におぞましい生き物はいないとよく言います。

生物を殺しまくった分、その帳尻を合わせる意味だったのだ…というのは、一番納得できる落とし所ではありました。

こんだけ今まで暴れておいて、と引っかかる部分は消えないんですが、ただまあ、ここで私の中で受け入れることにしました。

カルデアの職員のことを思うと完全にストンと来たわけではないけど。

 

コヤンスカヤについて総評すると…

正体はやっぱりとてつもなく残念でした。玉藻の亜種が人類悪であって欲しかったですね。

ちょうどネロはドラコーが出たし、玉藻もそうであってほしかったのにこうなのかと。全然関係ねーじゃん!

岸波白野の契約鯖が人類悪ばっかだね、っていうの興味深いものだったので、玉藻が全然人類悪じゃなくてがっかりです。

別の正真正銘の人類悪玉藻が出るとも思えないし、期待をかすっていったなあーと。

ただ、その目的と尾を集めていた理由とかは納得のいくものでした。

最期もストンとはきてないですが、まあ生物へのこれまでの悪行の帳尻を行ったということで、納得させています。

コヤンスカヤは生物を愛している、人間も結局生物だから人類愛はあった、というのはすごい無理矢理感ありましたが…まあ一応説明してくれたのは良かったです。

ただしビースト話としては…なんだかなあ、小物感が消えないですね。ビーストって出る度に残念感が増してない?カーマもなんかなって感じでしたし。

結局ゲーティアとティアマトなんだなって。ティアマトの実装版は正直好きじゃないですけど。

うんまあでもやっぱり正体の件は正直受け入れられるものではないですね…人類悪玉藻見たかった…

 

 

 

 

さて、話の核のコヤンスカヤについて書いたところでその他は気になったことをチラチラと。

 

2.殺し愛はもういいよ…太公望ってそんなんだっけ?

はぁ〜(クソデカため息)

またか、と。

もうええて!原典で太公望妲己をそんな風に想ってる描写一切ないだろ!!

なんだかんだ言っても太公望は正義の人です。酒池肉林に浸っている様を見て美しいと思うなんてあり得ないでしょう。

原典に対する冒涜もいいとこ。(Fateに関してはもう他のキャラで今更感しかないが…)

 

なんでわざわざ殺し愛をつけるの?

二人の関係を描写するのにはそれしかないのか?

なんていうかさー、敵同士の関係描写として、すごい雑だと思うんですよねー!

敵同士の関係や想いを描写したいなあ…→そうだ!殺し愛だ!のワンパターンかよ、なあ。

それでしか表現できないのでしょうか。

鬼と源氏といい、桜井氏って本っ当に殺し愛好きですよね。ていうかそれしか書けないのかな?

 

普通に敵対関係を書いてくれ。

コヤンは妲己妲己は悪、自分が滅ぼす、と殺し愛なしで有能な太公望書いてほしかった。

そしたらもっと人気出た気がする。

 

極め付けはこれである。

こんな乱暴な言い方されて、応援したくなるマスターいるか?

何を思ってこの文章書いたのかな。

普段の太公望と違うキャラを出したかったのかもだけど、滑りまくってますよ。

普通に「僕にリソースを!」でいいじゃん。何故?

いいからさっさとって何なのか…

絵師の人はめっちゃ上手いし頑張ってるだけに、勿体ない。本当に。

 

 

とはいえ、私は別に太公望は嫌いではありません。周回でお世話になりまくってるし。

妲己云々の間違いからくる頼りにならない感はあったけど、毎度謝ってたし、不快感は「リソース寄越せ」のところ以外はそこまで無かった。

土遁で逃げれたり、方術で封じれたのも太公望のおかげだし。

いなかったらヤバかったですからね。

周回で使い倒してるキャラなので、そこは嫌いになるようなキャラじゃなくて良かったとは思う。特段好きでもないけど…w

そこは感謝してます。太公望がいたからなんとかなった。

ただし、もう少しカッコよく描写はできたんじゃないかなあ…

殺し愛とかは本当いらんし、残念です。

 

 

 

3.無意味、無駄な会話のテンポの悪さ、イライラする

これね…もう本当に全編に渡ってイライラしたわ。

主な原因はニキチッチ、伊吹、フォウ。

フォウは本当に…毎回桜井氏の担当章だの意味もなくしつこく会話に入ってくるんだよな。ゲッテルデメルングも顕著でした。

なんで?なんでそんなフォウ絡ませたがる?

会話のテンポがぶった切られるからイライラするんだよね。

他の人の話だとフォウくんて正直全然存在感ないけど、それでいいのよ。会話のテンポが切れるんだから。

 

あと今回はそれに加えてニキチッチと伊吹がいたことで無意味な会話がさらに顕著になっていたのでしょう。

ニキチッチ自体は「できるぞ」とか可愛いし、割りかし好きなキャラではあるんだよね。

でも本当会話の内容理解せず全然違うこと言って割り込んできて、会話を途切れさせるのやめてくれ。

 

あと伊吹。伊吹はそもそもキャラがどうしてこうなったんだ?

召喚してないから私は平安京の伊吹しか知らないよ。

それなのにテンションも喋り方もチャラいわ、話す内容はわたあめ以下の内容ばっかりだわ…

神だったのに何この威厳の無さ。ずっと平安京のアレでいってくれよ。あれなら良かったのに。

そんでニキチッチと同じく会話のテンポも何度もぶった切るし。

 

ニキチッチと伊吹の絡みマジで中身がないので、そこをタップで飛ばすだけでもうっとおしい。

この中身のないテキストは何…?となる。

自分がアホにされてる感覚に陥る。

本当に無駄でただただイラつかせるだけだった。

 

 

4.ニキチッチ、伊吹は何のために出した?

3.に続く内容なんですがこの二人って何のために出したんですかね。

ニキチッチはコヤンスカヤの名付け親だったわけだけど、別にはっきり言ってその話なくてもコヤンの話って成立するんだよね。

それ以外はシナリオで必要不可欠な役割を果たすこともなく。

別にいなくても良かったのでは?

 

伊吹にいたっては本気で意味不明。

いや、バトルではめちゃくちゃ強かったからNPC役に立ってくれましたよ?

ビーストIV戦ノーコンノー令呪でクリアできたのは彼女のおかげです。

でもシナリオ上でいる意味あったのか?

話の深層には一切絡んでこない。

コヤンスカヤに因縁があるわけでもない。

ついでに言うと記憶もなくした理由も不明。

何のためにいたんだ?

 

ここ最近のメインではコイツいる意味なくね?って鯖はいなかったんですが、3章シン以来ですね。

あれも味方鯖のいる意味なくね?っぷりはすごかったですからね。

 

 

 

最後です。

5.カタルシスや盛り上がりどころがない、本当に平坦だからつまらない

もうこれに尽きると思う。

明確な盛り上がりどころやカタルシスがないんだよこの話。

ひたすら平坦。だから面白くないと感じる。

 

コヤンスカヤに明確な決着をつけることもなかったし…

ライター的には太公望の「リソース寄越せェ!」のところのつもりだったのでしょうか。

逆にあそこでテンション醒めたんだが。

 

うおおおお!!!ってなるところが一切ないんじゃ…

そりゃ平坦だよね。

平安京のときは金時vsリンボで出来ていたのにどうしてこうなったし。

 

2部6章のときも鬱々とした話の後にそれを上回るほどのカタルシスは無く、それがつまらないなあと思ったんですが今回もそうです。

スカッとした盛り上がり所を用意してくれよ…

バビロニアなんかマーリン来た!翁来た!弓ギル来た!でカタルシスの連続で、だから盛り上がったし面白かったんだよ。

そういうのが全然無いねんな…

そこが非常に残念です。

 

 

 

というわけで、つらつらと書いてきましたが。

総評としては

「短くまとめたのは評価する一方で、コヤンスカヤの正体、カタルシスの無さと無意味な会話でテンションを削がれる話。コヤンスカヤの最期はそういう結末もあり、と今後は気になる」

そういう感じですかね。

最期は賛否両論だとは思いますが、まあ私としては受け入れました。

ただしやっぱり人類悪玉藻が見たかったなあ…

短くまとめたのは本当に評価する(無駄な時間を使わせないという意味で)

 

 

今回の話はもともとイベストではあるもののメイン扱いで良いでしょう。

ただ、条件が色々と特殊ではあるので2部の個人的ランキングには含みません。ランキング更新もしません。

まあ相当下位ではありますが…オリュンポスよりは上かな。長さ的な意味で←

でも本当、2部の話ってどんどん劣化してるなあと感じていてやる気失せますよね。

結局1章が一番面白いし。アトランティスまでは本当に毎回面白かったんだけど。

それ以降どうしてこうなったのか…

平安京はメインとしては及第点で良かったですが、6章はクソ長だわ、ツングースカはこれだわ。

トラオムも期待できない…

メインのシナリオ劣化しまくってるのどうにかしてくれ。

こんなに愚痴言いまくっても離れられないのは推しがいるからなんだ。プロトギルの実装を待ってるからなんだ…まあでも、ACコラボとかごくたまにいいシナリオもあるからなあ。

 

 

そしてエピローグクリアしたら色々と変わりましたね。

タイトル画面が禍々しいものになり。

やっと出たオダチェン礼装第二弾!これは本当に期待してたので嬉しいです。しばらくはこれを使いまくりレベルを上げたいと思います。

 

ホーム画面の背景もマイナーチェンジしてなんかさらに白くなりました。

ていうか彷徨海を離れ今後はストームボーダーのみとのことですが、イベント時空がますます意味分からないことになりますね。もう関係ないってことなのかな。

とりあえずFREEではあるもののトラオムから進めます。

 

 

それでは。