終わった…
やっと終わった…本当にクソほど疲れた…
今までみたいな終わったー!とかじゃないです。もう疲労困憊って感じです。
今一番思っていることを一言。
長すぎる。
もうこれに尽きますね。
面白かったより何より。長すぎる。これが7割を占めてるわ笑
一番最初に始めたのはなんと去年の12月後半で、6日で8節(ドラケイ)のところまで終わらせたのですよ。しかし、9節のおびただしい数の進行度9を見た瞬間やる気がサーッと失せていきまして…w
そこから完全に放置。
3月あたりはFGO自体に飽きていたり、4月5月は環境が変わって単純に私生活が忙しく、メンタル的にもゲームに回せる余裕はなく…だったのですが、職場の同僚にFGOやってるよという子がいて、話を合わせるためにも重い腰を上げて、5ヶ月ぶりに再開。
そこから1ヶ月かかりようやくクリアしました。というのも忙しく、土日にしかやる気力がないこともあってすみません…
なので6日+29日で35日かかりましたよ。文句なしの最長クリア記録です。6月の土日はほぼFGOに捧げていたのではないか?というぐらいには。
とまあ終わった後の所感を述べたところで。
正式に感想書きます。
前回の記事11月だし、あげく平安京の感想書くよ!って言っておきながら全く書かず。すみません、本当にすみません。
なんか書くぞー!って気力が湧いてこなかったんですよね…アヴァロンよりも楽しかったのは平安京の方なんだけど。(主に相棒が金時なのがデカい)
だけど今の私は、6章について書き留めておきたいという気持ちが結構ありますので、書きます。
必ず描き遂げます。
まあ、毎度のことながらですが、辛口です。場末の個人ブログなのでご了承を。
でもこの①は良かった点を書くつもりだからそんなでもないと思う。
正直感想記事の書き方とか忘れてて、不安ですが…笑
とにかく行ってみましょー!
以下ネタバレ
まず、良かった点について書きます。
申し訳ないが、私の中で1番良かったのは、妖精でも異聞帯側の人物でもなく、6章のメインでは明らかにないであろう、ぺぺさんだった。
何故なら。
ここが6章で唯一泣いたところだからである。
(いや、パツシィとかジナコほどボロ泣きしたってわけではないんだけども)
4章のときから、ぺぺさんて確固たる自分というものをしっかり持っている人という感じがして。事情があれば敵であるカルデアにも協力するし、けれど最後の最後の空想樹は土地や現地の人のためにもきっちりと敵に回るし。
そういうところ含めてすごく大好きになったキャラクターだったんですけど、今回の6章ではさらに好きになった。
彼が、ああいう最期を遂げて、キャラクターとして素晴らしい終わりを迎えてくれたことには心から感謝したい。
ノリッジでの再会のとき。
もう嬉しくてしょうがなかったですね!オリュンポスで武蔵が来たときは何も嬉しくなかったけどw、やっぱテンション上がる人が来ると嬉しいんだよね!
見えるよ!思いっきり見えるよ!
で、この6章でさらにそれを見せつけていったわけですけどね。
後始末はしっかりする、というのは一家を皆殺しにしたときから続いてますよね。ずーっとぺぺさんの根底にあるものなんでしょう。
私の中では、状況をしっかり見て非情な判断ができる一方で、自分の中の義を通す義理堅い人という印象です。
決して超善人ではないけど、甘ったるくて周りが見えてない判断をしないから好きなキャラなんだろうなと思うんです。
これ…
叶わなくなってしまったなあ…
作戦チーム名にAチームを使わなかったのはやはり思うところがあったからでしょうけど。
主人公が本当の意味で一人前になる、というのはいつのことでしょうね。6章終わったとき?でもないような。
カドックはいずれ冬眠から覚めるでしょうが…もう残ってるクリプターがカドックとデイビットしかいないよ。(パイセンは除く)
そして最期を遂げるニューダーリントンですが…
自分の死地をこの時点で察していたんですね。
漏尽通でしょうね。
「アナタたちは」まだ途中、というのが後々効いてきます。
やっぱりずーっと自分のことは一切肯定しないんですよね。
いい人なんかじゃない、というのはずっと言い続けている。
ムカついたから殺す、さっぱりしてて本当こういうとこ好き。
ぺぺさんがいなかったら本当に主人公たちここで終わってたでしょ。
毒ガスを察知して、蹴り飛ばしてまでその場から出し、モース人間たちをすべて始末して。
なのに幻術をかけて心配をかけないようにする気遣いまで。
でも正直下の場面、「なんか怪しいな?本当に何もないの?」とは思いましたけどね笑。
まあ何もないわけはないんだけど。
いやー本当にクソみたいな呪いを作りましたねベリル。あげくそれを主人公はもちろんマシュの前に撒くとは。ここまでの外道だとは思わなかった。
結局それが自分で自分の首を絞めたわけですが。
ここにきてなお「自分で作ったクソッタレな呪い、おいしいかしらぁ!」と言えるぺぺさん、本当にカッコいいわ。
なんかさ、私CCC大好き芸人なんですぐCCCと結びつけて申し訳ないけど、メルトリリスに立ち向かったシンジとそっくりだよね。あのときもメルトはレベル-999になったシンジを取り込んで自滅しましたし。
ここで泣いた。
6章で初めて泣いた。というか唯一泣いた。こんな妖精たちとは関係ないところで。
でも間違いなく一番感情揺さぶられて泣けたんだもん。
「先輩だから」がここまで心にクリーンヒットするとは…
本当に先輩のカッコ良さ・意地を見せてもらった。
良い先輩を持ったよ…
いやいや、失敗したなんてとんでもない。
むしろベリルに殺されるようにするのが目的だったのだから。
殺されたことでぺぺさんの呪いが全て移った。
失敗どころか大成功なのに、こういう言い回しをするんだよね。
間をおいての「…そう」が辛いね。
どれだけ自分を貶してもなお親しみを持って接してくれることに対して、少しの呆れと感嘆と、感謝なのかな、という感じがします。
本当、どんだけぺぺさんが自分を卑下しても、こちらに接してるぺぺさんはずっとカッコいい人だから。知らないんだからさ。
家族殺しの件も4章で聞いたときはにわかには信じがたかったけど、結論は殺されて当然の外道な奴らだったし、殺し屋に間違いなくとも「酷い」ことはない。
でも、仮に知っていたとしても、嫌いにはならなかったと思う。理由もなく殺す人じゃないし、義を通す人だって分かってるから、嫌いにはならない。
これは直前の失意の庭の話から続いていますよね。
「走り続ける」「生き続ける」ことって本当難しいですよね。続けることって。
自分たちはそこから外れてしまったのだと。
でも主人公たちは続けたい側の人だから、遠くまで走っていって。と…
ドクターの話と被る、とても強いエール…
本当にありがとうぺぺさん。
カッコ良すぎる死に様でした。4章でも6章でも、ぺぺさんがいてくれて楽しかったよ。
ぺぺさんの方も楽しかった、それが本当に良かったですね。
最後の回想ですが、ちょっと驚いたんですよね。
「生まれつき指向が違っていた。体と心が一致していなかった。」とはっきり書くとは思わなかったです。
そりゃ見てれば分かるのだけど、文字でこうもはっきり性同一性障害のことを書くとは…
LGBTへの理解が進む現在だと色々考えてしまいますね。
英霊だと、ネロとか思いっきり両刀発言してますが…(なんなら美少女の方が好きと言っている)
さすがにクリプターみたいな今を生きている人類で、現代の価値観で育った人だとそういうわけにもいかないのよね。我々と同じ時代の価値観ですから。偉人は現代の価値観で測れないから、こういう指向で悩むこともないんでしょうけど。
「誰に文句を言うものでも、自分の権利を主張するほどでもない」
こういうとこもぺぺさんですよね。そうでない人もいますからね…(ゴニョゴニョ
結局一家殺しの本当のこともこういうことであって。
どこまでも自分の義を通す人ですよね。
デイビットに対する言及がなくてあれ?無いの?と思っていましたが、最期の最後にあって一安心。
「一番キレイな時に会いに来てくれた」
なるほどなあ…と思いました。
乙女だもの。こんな姿、好きな男に見せたくないよね。
デイビットはそれを汲み取っていたわけです。できる彼氏だよ本当に。彼の性に対する最大限の尊重だと思う。
愛する人のそれを最期に悟れたこと、本当に良かった。
後輩たちを守り抜き、愛する人の愛を感じながら最期を遂げた。これ以上ないと思います。
本当にありがとう、ぺぺさん。
2.モルガン=トネリコについて
これは正直、私あまり期待していなかったのですが、良かったですね。
なんというか、やる前に性能が持ち上げられすぎていて(メリュ子にも言えるが)、全体バーサーカーとして汎用性高すぎて、その分での反感があったんですよね…くだらないと言えばそうですが、バサカいれば他いらんやろwみたいな性能厨の声にイラっとしてしまうのもまた事実でして…
なので正直プレイ前はそこまで印象良くありませんでした。
ただ!モルガンとトネリコの話は良かったです!
(やっと妖精國の主軸のお話ですw)
断章でマシュと長い時間をかけて、歩みを見せてくれて感情移入させてくれたというのもデカかったのかもしれない。
正直な話、マシュが飛ばされて最初の姿が術アルトリアの姿で、うへーってなってしまったんですが(FGOを一時辞めた原因なので)
トネリコが生まれ変わる前とか馬鹿な話やめてくれよ…と思ったんだけど、モルガンで良かった←笑
未来からやってきた突拍子もないマシュの話も真実だと受け止めたり、この頃から賢い人だったと分かります。
これはもう本当その通りなんですよね。
救世主などではない、魔女だと。
ただし、野望があったとしても、厄災を払い続けたのは紛れもなく救世主であり救ってきたのでしょう。
ウーサーとトネリコ本当に可哀想。
というか本当に愛し合っていたんじゃないですかー。マヴとの政略結構どうこう言ってたけど、マヴはマヴで愛する人間の兵士がいたし。
トネリコとマヴはライバルなんだけど、人間のパートナーを愛したという意味でも同じなんですよね。そういうところのリンクはすごいなと思う。
ロンディニウムの戴冠式事件で完全に心が折れてしまったのでしょうね。愛する人も奪われて。
そりゃ分かる。
モルガンがずっと言い続けていたブリテンと私の城は守るが、妖精は救わない。という言葉の意味がようやく分かるという。
妖精はどうあがいても無理。中には良い妖精だってそりゃいるけど。
バーゲストからすればこれを分からないから非情に感じるけど、モルガンの過去からすれば理解できる。
ここで、力で支配するという思考。そしてモルガンになってしまったのです。
モルガン(トネリコ)の台詞で一番好きなのがここ。
「空想を終わらせて、私は私の夢を叶えてやる。私の現実(ブリテン)を、この星に縫い付けるんだ」
めちゃくちゃカッコいい台詞ですよね。そしてこれがモルガンの全てだと思うから。
空想樹の中で世界を作っていた今までの王とは違い、燃やした上で現実の上に異聞世界を作る。
とんでもないガッツですよね。この意思の堅さは好き。
19節の未来からやってきた、1回目と2回目のあたりで、はい?意味不明なのですが?となっていました。
ただそれについては21節でちゃんと説明されました。
ベリルのサーヴァントは?みたいになってたことも全て解明されました。
未来からやってきたというか、未来から知ったという感じですよね。
このあたりの1回目と2回目、レイシフト敢行とか、ここまでのことをやるのはすごすぎます。モルガンもですが、書いたきのこもやっぱりこの辺はすごいなと思いますね。モルガン=トネリコの話は素直に良かったで。
現実だから誰にも奪われない。という風に思っていたのでしょうね。実際、ほぼそうだったでしょう。
ここまでの執着と意思の強さ、ガッツはすごいという他ない。
ここは震えたね。
そして倒すべき異聞帯の王の名という言葉は…少し悲しいですね。
分かっていたのでしょうね。カルデアが来ること、そして、自分を倒すとすればカルデアであるということ。
その通り…モルガンを倒すのはカルデアであって欲しかったです。あの結末はあれで意味があるのは分かりますが。(後述)
そしてモルガンとの戦い。
すいません。その盾マーリンが作ったんです。
すごいでしょ?←
これはどういう言葉なんでしょう。マシュに向けた
これもそうですが。モルガンは意味深な言葉が多い。未来を分かっているかのような。
このときは絶望感すごかったんですがねー。こいつどうやって倒すねーんって思ってたんですが。
まさかあんな結末になるとはねー。
そして最期。
ほんまオーロラ…
クズofクズですね。なんか最後はいい感じに描かれたけど、正直不快なキャラでした。
イっちゃってる女は割と好きなんですけど、その枠だとしても、キアラや愛歌と比べると見劣りするし。なんか中途半端だった印象。
この二人と比べて自分で戦えないし。そこがデカいのかもしれない。危害が及ぼうなら全部メリュジーヌ頼り。そこがイカレ女としても好かない。私、キアラや愛歌は好きだから。
モルガンは本当ウッドワスは信頼してたし、そこに嘘はなかったんですよね。推しメンだったわけだよ。
オーロラに引っ掻き回されてしまったが。
ウッドワスについて、ついでにここで感想を書いておこうかと思いますが。
なんというか評価の浮き沈みの激しい人でした。ロンディニウム防衛戦までは何この小物…という感じで、その後ベリルやトリ子やオーロラに虐められているのをみて可哀想になってきて、この辺りまでくるとただただ哀れで…
一つ言えるのは士族長は女王への忠誠なんてまるでない奴らばかりなのに、ウッドワスだけは心から女王に忠誠を誓っていたこと。策略ばかりの他と奴らと比べると、本当に純真で哀しい人ですね。だから騙されやすいのかな。
でもモルガンもそこを理解していたからこそ、ウッドワスを心から信頼していたんでしょうね。怪我させられてなお、これほどまでに慈愛に満ちた手で触れるとは。モルガンとウッドワスの関係も好きでした。
ここは、自分を怪我させたことだけでなく、ウッドワスをこのように(いいように)使ったことに対する怒りも含まれていたと思う。
そしてモルガンに決定打を打ったのはバーヴァン・シーだったというね。
唯一の弱点が娘。ありがちですが、だから人間味あっていいと思います。
ただ…この母娘に関しては、主にバーヴァン・シーの生い立ちをもう少しちゃんと描いてほしかった。これまでもバーゲストやメリュジーヌと比べると細切れに短いモノローグ程度で、最後の最後でなんとなくは伺い知れるけど…これについてはダメだった点で書きますね。
ま、モルガンがトリ子を娘として、好き勝手やらせていた理由や寵愛していた理由は分かりました。
「このブリテンなら、今度こそ」と思った。ここになるほどな…と思いました。
モルガンは汎人類史でも玉座に執着し続け様々な奸計を行いましたし、ブリテン島がモルガンの全てだったというのは汎も異もどちらもだったんでしょうね。
だから楽園の妖精の使命に背いてでも、夢を叶えたのでしょう。
そして最期があまりにも痛々しいというか残酷というか…
やめろから変わり「やめ、て」というのがあまりにも痛々しい。常のモルガンの口調ならあり得ない。
だって女の子じゃないですか。恐怖の魔女・女王が乱暴される女の子になってしまった。
これもオーロラが嘘っぱちをばら撒いたからですが。
何千年も厄災を払い続け、その度にボロボロになって絶望して、ブリテンの夢を叶えて妖精たちのサイクルを維持し続けた末がこれか。あまりにも悲惨。
スプリガンは非常に的を得ていた。土台なのだと。
せめて最期は異聞帯の王らしくカルデアと正々堂々闘った末に、倒されて欲しかったしそれが幸せだったでしょう。
ただまあこれはすごく意味がある終わりなんだと思うし、何でも信じ込む純粋無垢であまり考えない妖精たちの残酷さを示しているのだと思います。その意味ではこれも終わり。
死した後も、モルガンが妖精たちの召喚者であることや、存在税がケルヌンノス対策のロンゴミニアド用でそれが用意されていたことで結果的にカルデアの助けになってくれましたね。そういうところでの存在感は見せてくれました。
まあ正直モルガンの終わり方自体には納得してますが、6章全体の爽快感のなさやスッキリしない感に大きく寄与していると思います。
ただし、モルガンというキャラクター自体はとんでもないガッツのあるキャラで面白かったですし、良かったと思います。
もうね、妖精國で新登場したキャラの中では一番バーゲストが好きです。二番目はハベにゃんです。
好きになれるキャラがいてよかった〜!召喚したいけど、スト限なんだよね。
彼女は本当に不器用。でも本当に優しい。不器用だからこそとても愛おしい。
でも心は本当に正義の人。でも怪物。そこが哀しい。
まず礼儀正しいのが好きです。10節で護送されることになって、敵であるにも関わらず最大限の敬意を払ってくれたこと。こういうとこも節々で彼女は妖精"騎士"だと感じるから。他の二人には正直騎士感は感じない。
私がバーゲストを好きな一番の理由はこれ。多くの妖精を救おうとしていることもそうだけどそれより、元となった円卓の騎士に敬意を持っていること。
名前を勝手に借りているのに他の二人はそこに敬意が無い。だからどうって言いたいわけではないけど、敬意を持ってるバーゲストの方がそりゃ好き。
…だからこそウェールズの森での掃討はやめて欲しかった。
気高い意思を持った騎士だと分かっているから。
バーゲストがこの行為に何も感じてないわけはない、この後に主人公に「近寄るな、私がここで何をしたか忘れるな」と言っているから。
このあたりの非道な行為でも王の命ならやる感じは、本家円卓の騎士と被ってるかもですね。それこそガウェインと。
ただし…ガウェインはそれこそ信者レベルで王を盲信してますが(個人的にはガウェインのそういうとこがあまり好きではない、CCCのギルとの会話とか顕著)、バーゲストは王の本質に気づき自分の中の正義を通すためにもがきました。
この真名判明演出、死ぬほど久々に見たわ。
セイレム以来よね?プレイしたのは2019年なので、3年半ぶりに見ました…
やっぱテンション上がるよね。
ま、これは異聞帯攻略中ずっと掲げてますよね。
偽善だと言われても。どうせ全部無くなるんだから、目の前の命もどうでもいい、なんてそんな風には考えられませんよね。
ポーチュンに横の人間を殺して忠誠を示せと言われて。
もうここで大好きになったね。
どんな処遇でも、バーゲストはずっと自分の正義を通すために頑張っていました。
そして主人公の言葉を信じて、モルガンに進言までする漢気。
もう本当好き。
まあ、モルガンは厄災を利用して汎人類史を滅ぼそうしているし、妖精を救う気ないのでバーゲストの言葉に耳を傾けるわけがないんですが。
人類史を滅ぼそうとするのは異聞帯の王としては理解できるし、そもそも汎モルガンの意識持ってるから人間に恨みもあるだろうしね…これについてはバゲ子もモルガンもどちらも理解できる。
移住について真剣に希望を見出し、真剣に弱き者(妖精)を救おうとしていました。
主君を裏切るのは良くないけど、盲信しすぎても駄目だと思う。
時には自分の正義に従うことも必要、それができる人の方が好き。
ここのバーゲストとマシュの会話はものすごく好きでした。
弱き者を守るバーゲストにマシュが素晴らしい騎士だと、言って欲しい言葉通りを言ってくれて。
ボガードの話もそうでした。
正直、シェフィールド側の話めちゃくちゃ好きでした。本筋よりも好きでした。だって良いキャラばかりなんだもの。
円卓の騎士の物語に救われたバーゲスト。敬意を忘れない人でした。
と、ここで終わっていたら良かったものの…
牙の士族の強者として、強い恋人を食べては自分自身を強くして、弱い者を護ってきた。けどそれも辛い生き方で。
そんな中の人間の少年。なぜにバーゲストはこの子に執着してるんや?とずっと思っていたのですが、ここで納得しました。
弱者の彼への愛は自分が獣でない証明でもあった、というのはなるほどなあとすごくストンときました。
彼を愛するそれと同時に自分自身の存在を安心させてくれる証明でもあったんですね…。なんと切ない。
ブリテンよりも大事なものとしてすがっていたように見えたのは、巡り巡って自分のためでもあったんだなと。私こういうのはすごく好きですね。人間味があって。単純なものじゃなくて。
バーゲストのこういうところはすごくきのこっぽいんだよなって思います。ここは良いんだけど、他の妖精たちの単純なカワイソーはどうしちゃったんだろうなあ…(筆頭アルキャス)
CCCのエルキドゥがギルを残して逝くことに対して、残してしまう申し訳なさじゃなく、完璧な彼に傷をつけてしまった罪深さを悔いていたのとかすごくきのこだし、もうここは大好きなわけです。そういうのは好きなんだけど単純なカワイソーは好きじゃないの…
いや〜大好きです。(爆)
妖精たちの愛も変わらない純粋さもとい残酷さは言わずもがなですが、
それから思い出したバーゲストが強い者じゃなく愛しい者を食べたいだけの卑しい獣だったんだ、と悟ってしまったことが。
あまりに残酷な展開ですが、このあたりは本当きのこさすがと思います。
結局獣というこの虚しさ。
獣の厄災になり果ててしまったところ。
トネリコと同じように妖精に絶望してしまいました。あれだけ正反対の価値観を持ち、妖精たちを守ろうとしていたバーゲストが…因果なものですよね。
でもその理由が「責任をとらなければ」というのがまたバーゲストらしい。
いやこれ実際重要なことだと思うのですよ。責任をとる、めっちゃ大切だよ。
バーゲストはこの段階でも外の世界のことを想っていてくれていたわけです。
正直、もう間違ってないと思ってしまいますね。
そんな哀しい彼女ではありましたが、最期は円卓の騎士で倒されたのはせめてもの救いだったように思います。悪を倒し義を通す彼らを間近で見れたわけだから。
ほんまやで!
100万回頷くわ!!!
いやーここは本当に興奮しました。ご都合でもいいんだ、面白ければ。
いきなりこんな場所に呼び出されて戦える彼らはやはりすごいなと思いますがw
ちゃんとモノホンの円卓を見せてくれてよかった。
バーゲストは本当に哀しいキャラでしたね。
私が彼女を好きなのは円卓の騎士に敬意を払っていること、自分の中の正義を貫ける人であること、単純なカワイソーではなく少年を自分の証明のためにも愛していたこと、責任をとるために厄災になったこと。
この辺りです(ほぼ全部かよ)
加えてアルキャスが程度の低い悪口を言ってきても基本意に介さない優しいところ。
言動を見てれば妖精騎士で彼女を一番好きになるのは道理なのでした。
いやー良いキャラでしたね。
さっきも言ったように妖精國で二番目に好きなのがハベにゃんなので、クリア報酬で貰えた時本当に嬉しかった!
ちょこっとツングースカの序盤を進めてますが、カルデアメンバーになる感じなのかな?ハべにゃんは好きだから良かった。
このとき既に並々ならぬ思いでマシュを守っていたんだなあと。
ハベにゃん男前すぎる…
これがずっとトトロット、及びハベトロットの胸の中に残ってたのでしょうね。
花嫁の概念がない妖精國で記憶を忘れがちだったトトロット。
現代にまで続く、日記をつける習慣はマシュから与えられていた。
それにハベトロットの存在も教えてもらえた。
そりゃマシュに希望を持つようになるよね。特別に想うよね。
トトロットにとってハベトロットの存在を教えてくれたマシュは救いであり、一番大切な花嫁だったわけですよね。
それが夢だったと。
そして石化の粉をかけて2017年のシェフィールドまで眠ったと。
よくこんな話を考えると思います…CCCコラボでもやってたし時間跳躍は本当にきのこ好きなんでしょうけど、この辺のやり方は上手いですよね。
そして厄災前に活動限界が近づいて横になってたハベにゃん。
ここはちゃんと差分入れてくれたのは嬉しかった。
ずーっと女主人公が婿扱いされててはぁん?って感じだったんですけど、もうそこは流した。(本編中のマシュとの関係性だと思うことにした)
でもマイルームではちゃんとハベにゃんは花嫁扱いしてくれるんですよね。ものすごい絆ボイスに男女差あるし。ここまでの鯖は多分他にいない。そういうのはすごく嬉しいので、他にも増えてくれればいいんですが…
これは、トネリコがマシュに言っていた言葉と似ていますよね。
根本的に戦いを嫌っている、でも戦うことは悪いことじゃない
ブラックバレルを扱うのに不足なくなったということなんでしょうね。
ハベにゃんー!!!!泣
マジでファインプレーすぎる。いくらゴタゴタだったとはいえブラックバレルを忘れるマシュはどうかと思うんですけど。
ハベにゃんに本当にずっと救われたな、マシュは。
シェフィールドで名前をさりげなく教えてもらっていたときといい、この件といい。
しかも妖精には身体が重くなるのに持っててくれた。
ダヴィンチちゃんの言う通り、本当に花嫁の守護者でした。
マシュが思い出したら異物として消えると分かっていながら、女王暦で生きるためにマシュと再会しても黙っていたハベにゃん。何百年も生きてるから当然といえば当然ですが、すごい達観してますよね。そこが好きです。
最後にマシュがハベにゃんのことを思い出せたのは本当に良かった。
最後まで本当に花嫁の味方でしたね。
ってか、書いてて思いましたけどハベマシュヤバくないか?そら、カルデアメンバーにもなるわな。こんだけマシュと繋がりが深いサーヴァントもなかなかいないよね。
女の子の味方って感じで、とても達観してるし、好きなキャラです。
ハベにゃん宝具重ねたいのに延々出ません…
相も変わらず私の大好きなマーリンは変わらなかったです。
胡散臭くて、でもいるだけ安心感がある最強の魔術師。(強化しろ)
そこは本当に良かったです。
この登場シーン。
もうここが一番テンション上がった。本当に。
厄災が本格化して絶望、絶望、絶望。
完全に行き詰まってどん詰まりの私たちに手を差し伸べてくれる夢魔。
1部ではよく会ったけど、それ以来本編で全く出番なし。幕間もないし。
本当、シリアスなマーリンに出会えたの久々でしたよ。
マシュはバビロニアのときも冥界でマーリンに良い反応してくれてた。
私ははっきり言うと、基本的に助けられてしかいないにも関わらず、公式が度の過ぎるぐらいマーリンを貶めることに辟易としているので(記憶消したいが主人公すら夏イベでゴミみたいなこと言ってたからな)
マシュの立場からすれば当然なんですが救われます。こういうこと言ってくれるだけで。
マーリン大好きです。
本当にようやく再会できたな、本編で。
この人の姿が見えるだけでこれだけ安心感、どうにかしてくれる感が生まれるのは何故でしょう…?
まあ、実際どうにかしてくれるからなんですが。
ただ、はっきり言うとバビロニアの冥界で花を咲かせたときよりは、数段興奮は落ちてた。それはまあ6章の長さにうんざりしてたのとでテンション低かったのもあり…でもまあ、マーリンは嬉しいよ。
マーリンが出てきた途端スクショしまくった。
そんなわけないじゃん?
おそらく主人公はそう思ってるってことなんでしょうが、私は全く思ってません。
毎度毎度ヤバくなるとマーリン頼りなこっちが情けないと思う。
だって一番最初にこんなこと言ってたんですよ?
それなのに結局、主人公たちに助け舟を出してくれた。
まあ、ここで終わったらハッピーエンドが見れなくなると思ったのでしょう。毎度ありがとうね本当。
ところで疑問なんですけど、マーリンってアヴァロンに自分で閉じこもってるんですよね?
なぜ異聞帯のモルガンが把握できる?2017年だけは把握できたのか?アヴァロンってどことも繋がってなくて独立してるでしょ?実際、今回行ったところも影であって本物じゃなかったですし。
これどういうこと?
うっロマニ…
マーリンとロマニのコンビ大好きなんで、こういう会話すごく嬉しいと同時に切なくなる。
マーリンはロマニの決意を、選択を、消えたことをどう思ってるのでしょうか。
同僚が面白い選択をした、ぐらいは思ってるかもしれません。ほんの少し寂しさも感じてるんじゃないか?と私は思ってしまいますが。
わざわざゴッフとの会話でロマニの出す話題を出す時点で、ね…
そういえばゴッフがどう思ってんのかも気になる。あれ、特に言及されてませんよね…?
で、アヴァロンに来れたこと自体は本当に良かったですし、テンション上がったし嬉しかったです。まあ、話の中身はカワイソー過去話で正直面白くなかったですが…(感想記事②に書く)
この一節のためだけにこのマップを作ったのはよくやったな〜と思う。けどまあ、FGOって運営クソゴミですけどマップ班は数少ない有能な方々ですからね。アヴァロンの全体像知れて嬉しかったです。
ちょうどマップのUI削除機能が実装されたので(おせーよって感じですけど。今までのメインストーリーの特殊マップもやらせろやー!!ティアマト襲来とかさ!)
こういうわざとらしい言い方ww
マーリンのこういうところが好きです。←
ここでグッときた…ああマーリン…
本当に一番最初から、それこそ冬木のときから、ずっと見守ってきたのはマーリンだからね…
マーリンだけは、これまでの主人公の物語の全てを知ってるんだよ。
この特別感ほんとすき。
そういうマーリンだからこそ、成長の話でグッとくるんだよね。
そんなこんなで28節でしばらく足踏みしてました。
おそらくもう二度と来れないと思うので、好きな鯖を片っ端からマイルームに入れて撮影会してました。
でもやっぱりマーリンが一番似合うんですよね。びっくりするぐらい似合わない鯖もいるのにww
あと、アーサーも似合ってました。
うん、やっぱお前絶対感情持ってるだろ。認めようとはしないでしょうが。
そして相も変わらずケルヌンノスに夢を見せるなんてことを…本当にこの人いなかったら終わってただろ。どれだけ感謝してもしたりないよ。
自分の霊基がボロボロになるまでやってくれてたわけでしょ?
なんだか本当にマーリンって難儀な人だなあと思います。
普段の態度をもう少し変えれば人の目も変わると思うんですが、あえてそれをせずに"私は胡散臭いですよ""信用できないですよ"って感じを出している。
ある種防衛線を引いてるのかもしれないけど、人間に警告してるようにも見えるんですよね。
これだけいつも支援しているのに、損だなあとも思う。
でもそういうマーリンが好きです(n回目)
うん、本当にありがとうマーリン。
(てか、主人公が明確なお礼を言っていないのが気になる…やっぱりどうしても…言えよ!)
あなたは個人的には微妙だった6章の中でも、変わらず頼りになって好きなままでした。
マーリンは本当筆が進むwwこの記事中でも一番スラスラ書けてます。本当好きなんでしょうね、私。
もはやトリスタンのところをやったのが去年12月なので、記憶から薄れてますが、とにかくトリスタンはカッコよかった。
きのこって、円卓の中でもトリスタンが一番好きなんでしょうね。
イベントのギャグ枠でもよく出すし。確かに面白いのは分かります。でも、今回のトリスタンは出番は短くともかっこよくて、良かった…
汎人類史の英霊呼べねえ…ってなってたとこでこれw
トリスタンがいてくれて、すっごい安心したの思い出した笑(遠い記憶)
知ってる人がいるー!!!って。
場も和ませてくれる、実力も確かな騎士。普通に優良サーヴァントですよね。
先は長い…ええ、ほんっっっとうに長かったですよ!!
はい、めちゃくちゃすっ飛ばしましたがごめんなさい。
トリスタンの最期のシーン。
本当にカッコ良かった。
ここの会話はすごく好きだったですね…
サーヴァントと死、重いテーマでありよく話題になるテーマでもあります。
別にここで死んだところでまた召喚されるし、人間に比べて死は重くないじゃないかと。
それについての答えがここで示されたのは、すごく感慨深いです。
「この召喚がどれほどの奇跡か、本来与えられないもの」と。確かにそうですよね。
召喚されるって言ったって、何回も召喚されるか、本当に一回きりの英霊もいるでしょうし。
それで言うならロビンフッドとか特にそうですよね。喚ばれたとしてそれが自分であるかすら分からない。
それに喚ばれるたびに記憶はないんだから実際別人ですしね。
だからとても貴重なもの。夢なんだと。
「むしろ死への恐怖は生きていた頃より大きい」には驚きましたが、「何度も死ぬこと、余人に死の悼みを押しつけること」が耐えられないという理由にはなるほどなあと思いました。
一度知っているからこそ怖い、というのももちろん。
他の人を悲しませることも辛いと言っているのがすごくトリスタンらしい…主を思いやる発言だと思いました。
サーヴァントにとっての死も、人間と同じように重いものであること。それがここではっきり示されたのはとても良かった。
所詮鯖なんて一側面を切り取っただけ、とか言う人いるじゃないですか。そうじゃない、同じように重いものであり貴重なんだと。
ここ本当にグッときたよ!!!
すごく泣きそうになったよ!トリスタン…
弱きに走ったとか、とんでもないでしょう。優しいあまり反転のギフトを与えられたんでしょうに。
あれは本来のあなたではなかった。それでもなお、それをずっと悔いているトリスタン。
本当にどこまでも優しい人だと思います。
ここで、主人公のことを「愛する者」と言ってくれたの良かったなあ…
立ち絵かっけええー!!!!!
恐らくはこのためだけの、新しい立ち絵カッコ良すぎです。しづき先生ナイス。(記念礼装もいい加減イシュエレだけじゃなくトリスタンもエルキドゥも書いてほしいんですがね←)
指を失っても口でやる。勇敢に立ち向かう。
結局バーゲストには届きませんでした。でも、トリスタンがここで立ち向かってくれたから主人公たちは逃げ延びれた。
まさしく騎士に相応しい人です。ありがとうトリスタン。
(ところで…カルデアのトリスタンはどうなってるの?霊基グラフに残ってるから大丈夫って扱いなの?)
シェフィールド関連は正直最初なんなんだよこれって思ってたんですけど、終わったら大好きになってた話でした。
ボガマシュめっちゃ好きなんだけど…?
ちょっとドキドキしたんですけどさすがに一線は越えさせなかったかー…と笑
まあ、そりゃそうでしょうね。
ケモとアレとかすごいことになっちゃいますよ。
でも終わってみればこの二人、良い夫婦になれたのではないかと思ってしまうんですよね。
ねえ、めっちゃボガード様絆されてるしww
典型的な心を開いていく過程ですよね。
ってか第一印象何この獣wって感じだったのに、この辺りから「あれ、この人実は優しい人だな?」と感じだしました。
歪な始まりでも、一方的にマシュが虐げられる展開ではなく、ボガードの方も好意的に描いたのは好印象です。かなり意外でしたが、良い意外でした。
いやイケメンすぎじゃろうて。
自分が怪我してもマシュを護りたいと思ったんだな。
なんてできた男なの?そりゃモテるわ。
こんなん見たらそりゃボガマシュ好きよ。
株の上げ方が止まらないボガ様。
こんな血だらけになっても女を運ぶし、領主として声かけはするし、なにこの出来た男。
第一印象から変わりすぎなんだが。
こいつらも第一印象ただの人攫いでしかなかったのに。泣かせることしやがって…
ロブ・ワグ・ウィンキー、マシュの純粋さに絆されてしまったのでしょうね。
最期にものすごいカッコいいことをしてくれました。
それにしてもこいつらがいなかったら、マシュはもっと悲惨な状況になっていたに違いないです。ありがとう。シェフィールドの妖精たちみんないい妖精たち。
ただノリッジを救うために兵を挙げていた。ボガードは少し女王軍の兵を見誤っていたかもしれないけど、どこまでもカッコいい人でしたよね。
おまえには、最期までーは何を言おうとしたのでしょうか。
シェフィールドの話、はっきり言って長いとは思う。けど総合的にはシェフィールドはいい奴らばかりで、私はすごい好きな話でした。不快なアルキャス見なくて済むしね…
いやーようやく謎が分かりましたね。それ自体はすごく良かった。
正直、キャスニキ自体が6章でめちゃくちゃカッコ良かったかと言われるとうーん…という感じではあるんですが。飄々としてるイメージなのになんだか激情的すぎないかとも思ったし。(分かるんだけど、戴冠式のとことか…)
ただようやく出てきてくれたのと、強化は良かったです。
ここは本当に興奮した!
いやーやっと出てきてくれたかと!
冬木で正真正銘一番最初にカルデアの味方になってくれたサーヴァントだから、もう感激です。
でも終局にはいてほしかった…
ここで名前で話しかけてくれたときの感動。いやー本当に。
やっぱりさ、初期からいるサーヴァントって思い入れあるよね。
懐かしいですね、キャスニキと出会ったのももう4年前か。
初代グリムはセタンタってことでしょ?
そして改めて、冬木の自分だと言ってくれたのも嬉しかったね。
主人公たちがひよっこもいいとこなときに、味方になってくれたサーヴァントですから。
これは感慨深いものがある。
というかオーディンもあまりにも頭が回りすぎ、めっちゃカルデアのこと支援してくれててビビりますが….
さすがに北欧神話のゼウス的存在ではあります。
オーディンがオーディンの姿として現れることはないのでしょうか?
このときはめちゃくちゃ嬉しかったんですが、振り返ってみるとキャスニキがめっちゃメインでカッコ良かった場面って別になかったような…w
まあ、元から話のメインではないですが…
ここぐらいかな。
ただ本当正直なこと言うと、ケルヌンノス戦が無理ゲーすぎて(特に私は宗教上の理由でアルキャス使わない縛りをしていたので)、あんまりバトルのキャスニキの援護も心強くなかったのよね…
それで言うと本当、バトルの面でも一番良かったのはバビロニアのティアマト戦なんだよな…
マーリンのケイオスタイド相殺は本当に演出も綺麗で頼り甲斐があって、エレちゃんの冥界の加護も本当に心強くて。やっぱりバビロニアを上回れないんだよな…(遠い目)
赤字の選択肢はちゃんと出てきましたよ。結局、結末が変わるわけでもないし、何の意味があったんだろうとは思ってしまいますが、それでもあれによってドキドキはさせられたから、やっぱ意味はあったんでしょうね。←
確かにブリテンとケルトは古くから繋がりがあります。ケルヌンノスの最期を看取ってやれたというのはよかったですね。
キャスニキは結局オベロンの正体は知らないままでしたね。まあ、それはそれで良かったのかなあ。
思っくそフラグを残していった。
なんとなくですが冬木なのかな…
個人的には、キャスニキは全然いいんですけど、もう正直アルトリアは本気で見飽きてるので、期待してないところがあるんですがね…
とはいえ、キャスニキの謎が分かったのは本当に良かった。
クソ強のスキル強化も貰いましたし。
あのー、サーヴァントみんなこういう感じの強化をして欲しいんですけど?
なぜ塩強化があるのかな??
9.パーシヴァルとメリュジーヌ
この二人はそれぞれ良かったと思います。
パーシヴァルは、「円卓の追加か〜しかも異聞帯で?どうなの?」みたいな事前の不安を裏切り、実に"騎士"らしい人だったな、と思います。
善を良しとし、民のために顧みず勇敢な騎士。
そして最後は愛した女性のために奔走する不器用さも…トリスタンやランスロットと被る。
それはいいんだけどね。ただトリスタンもランスロットも原典でガッツリ関わりのある女性なのでいいんだけど、パーシヴァルって異聞帯の方しか見せられてなくて、当然汎パーシヴァルはメリュジーヌと何ら関係はないわけで…そこはどうなのか?原典無視にも程があるんじゃないのか?と思ってしまうところはありますが…
ちゃんと汎パーシヴァルを見せてくれるのならいいんですがね。
まあ、その不満点を差し引いてもパーシヴァルはカッコよかったと思います。
例え円卓軍を立ち上げるきっかけがメリュジーヌを救うためであっても、必死で民のために戦った事実は変わらない。
それに、"自分にとって大切な人物"と"やらなければならないこと"をしっかり分けた、勇気のある素晴らしい選択ができる人でしょう。
例えばロンディニウム攻防戦でのウッドワス。
ウッドワスの動機は予言の子を代わりを作るという不純なものであったとして、それでも見出し育ててくれたのは事実ですからね。
パーシヴァルにとって父と言えるような人物。
掬われた命で救い主の命を絶つ。
それを、このやらなければないところでやりきる意志の強さと勇気。騎士だと思います。
オーロラの言いなりで過ちを犯すメリュジーヌに対して、
どれだけ敬愛していてもしっかりこう言えるのはさすがだと思いました。
こういう場面で甘ったれたこと言うようなキャラは一番嫌なので…笑
そして最後の場面。
炎と厄災と化したメリュジーヌの標的に自分からなると申し出る勇敢さ。
まあ、もう選定の槍の使いすぎで寿命がないと悟っていたというのもあるでしょうけど、本当に騎士らしぬ勇敢です。
パーシヴァルと接していたときのメリュジーヌは本当に優しかったんでしょうね。
自分より大切なものができる…それがパーシヴァルにとってのメリュジーヌであった。そしてメリュジーヌにとってもオーロラであり…パーシヴァルでもあったのかな?そうであってほしい。
厄災と化したメリュジーヌへ、最後の選定の槍をきっちりと返して。最愛の人につけなければいけない決着をつけて、自分の手で引導を渡し、消滅しました。
本当に勇敢な騎士だったと思います。パーシヴァルのことはすごい好きになった。
そしてメリュジーヌ。
きのこのあからさまなんほぉ〜っぷりとかが垣間見えたり、またオーロラに過去に救われたことがあったとはいえ、ロンディニウム破壊・戴冠式のアレといい完全に言いなりになるまま行動してる感じで、終盤まであまり好印象を持っていませんでした。
オーロラとの過去も、言っちゃ悪いがありがちな話だなあ…という感じで別に…
でも個人的なメリュジーヌの評価が一変したのは28節後の幕間。オーロラとの場面。
ここで啖呵を切ったところはカッコ良かった。
今まで完全にオーロラの言いなりだったのですが…
こんな状況になってもなお自分のことしか考えていないオーロラに、さすがに怒ったのでしょう。
考える事をやめただけ、オーロラはそれしかしてません。
全部分かってたのが、切ない。
あの日救いあげたことも、純粋なものではなく打算だと。
愛されていないことも分かっていても、それでもオーロラを愛しているんですよね。
まあ…作中でも何度も出てきましたけど、愛って人を狂わせますよね。
どれほど愚かでも、冷静な判断ができなくなる。
こんなに表情を崩して、感情を露わにしているメリュジーヌを見てだいぶ印象が変わりました。
この世界でしか、妖精という単純な生き物たちの世界でしかオーロラは美しくいられない。
それを必死に怒りながら諭すメリュジーヌは、本当にオーロラのことを愛しているのだと感じました。オーロラのことを思って、オーロラが生きていける場所はここしかないと。
怒るというのは愛あってのもの。どうでもいい相手に怒ったり、そんなエネルギーを割いたりしませんもの。
メリュジーヌがオーロラに対して愛は盲目のようなものを持っていると同時に、きちんと本質を見抜いていたのは良かったです。見抜いていながらも、このときまで抗えなかったのでしょうが。
オーロラのために怒り、オーロラのために死ぬ。
どこまでもオーロラのためにしか生きられない。
どこまでも純粋で愚直だよなあ….と思いました。
終わりだと思っていたら、奈落の虫を吹っ飛ばす活躍を最後の最後に。
きのこ本当にメリュジーヌが好きなんだろうな〜と。性能的には完全にんほってる。でもこの最期自体は良かったです。
オーロラがこんなに綺麗な最期なのは正直微妙なところはあるんですが、ただ一方で、オーロラというキャラクターをただの悪にしなかったことは評価したいです。
メリュジーヌがオーロラを愛し、憧れていた。
ように見せかけて、実はオーロラの方がメリュジーヌの美しさに嫉妬していた、というのは人間味あって良かったと思います。初めてオーロラに人間味を覚えました。
自分が醜悪であることに気づかないよう無垢である必要もない、という一文はいいですね。
それに気づかない、という風にオーロラはずっと言われていたけど、本当の奥底では分かっていてあえてそういう無垢であり続けるようにしたのかな。
そう思うとなんか哀れですね。
メリュジーヌの本編内の描写は、オーロラに啖呵を切るところが特に良かったです。
最期も他の妖精騎士やモルガンと比べても本当に恵まれてるもんな。
弟に倒され、ブリテンを滅ぼすものを滅し、オーロラに嫉妬を抱かせたのはかなり救われた最期だったでしょう。
さて、めちゃくちゃ長くなりましたがようやく最後です。
だって6章自体がクソ長だもんしょうがないよね。
はっきり言うと私は失意の庭自体はそこまで出来のいいものだとは思ってないです。
なぜあれがあんなに持て囃されてるのかよく分かりませんが…
創作物であるあるの展開ですよね?知り合いがネガティブな言葉で責めてくるという。
そもそもきのこ自身CCCの犬空間で似たようなことやってんですよね。
名無しの森といい本当EXTRAから二番煎じみたいなことやってますよね…元ネタアリスだけど。
そろそろネタ切れなのかな…と思いました。
それに主人公が導き出した答えもいまいちピンときておらず。
まあ、主人公自身も答えがわかっていないから当然といえば当然かもしれませんが。
終章ではすごくストンときたんだけどね。
だ!け!ど!
医者。あの人が出てきた部分は良かった。
"医者"って出てきた瞬間、私は息が詰まりました。
ロマニ…大好きなんだもん…
今でもずっと影を追っているし、少しでも感じられただけで嬉しいし、どんなご都合でも私は復活してほしいと思ってるから。
…う、うわあー!!!!(1部の狭いマイルームなのもまた懐かしい…)
もうなんか、これだけで泣けそうになっちゃうのはなんでなんでしょうね。
すぐにロマニが微笑んでいるのが目に浮かぶ。
ロマニ…ロマニ….本当に好きだ…
癒しでした。本当に。
名前を呼ばれるだけでときめく(もちろん本名じゃありません)
恋なの!?←
それこそそのレベルで亡霊を追っかけてるところはあるよ、私は。
真面目な話に戻すと、ゲームオーバーは悪じゃない、と。その通りだ、物事はいつか終わるものですからね。
ゲームオーバーじゃなくて、ゲーム完了を目指す。
良い言葉ですね〜…ロマンの言葉は本当にスッと入ってくる。
終わりまでたくさんやり残しがないと言えるぐらい、たくさんやる。
まだまだ経験してないことたくさんあるからね。楽しみも悲しみも含めて。
生きるとはそういうこと、生き続けるとはそういうこと。
主人公の出した結論は今だスッときてないけど、たくさんやり残しがないぐらいやる、というのは分かります。
まだ見てない楽しいこともたくさんあるから、もったいないですもんね。
そして何気に最後の…「行ってらっしゃい、また今度。」という言葉が、帰らないロマンとの日常を思い出して胸が締め付けられました。
やだやだロマンと絶対再会したいんだー!!ダンダン←
まあ…それは置いといてですね。
オリュンポスでもそうだったけど、主人公が精神攻撃を受けて、本当に辛いとき、思い出すのはロマンなんだなって。
その人を思い浮かべれば立ち直れる、答えを導き出せると思うほど、それほど想っている人はロマンなんだなって。
これは今回また改めて示されてすごく嬉しかった。
やっぱり…特別なんだよな…
主人公の心の欠けた部分なんだよな…
きのこが書くロマン自体、終章以来なんじゃないの?それ自体嬉しいし。
なので、ここはすごく嬉しかった。
気になるのは…医者としか書かれないこと。オリュンポスでも名前出なかったし
まさか、まさか…主人公が忘れてるなんて言いませんよね…?
早くカルデアの者が知りたいし…
正直FGOやってる理由の半分以上それです。
ま、とにかく良かったです。
さて、本当長くなりすぎですね…
6章感想記事2つ書くのにそれだけで2週間かかりましたよ。
①だけで2万字書いてましたよ。どんな論文だ。
いやー本当に頑張りました!笑
こちらでは好意的な感想でほとんど書きましたが、②ではかなり批判的なものを述べてます…
というわけで、この記事はここまでです。
ではまた。