バビロニアアニメ8話を見ました。
先に申し上げておくと今回もボロクソ言ってます。
あと、本当にできるだけ気をつけてはいるんだけど怒りのあまり言葉遣いが悪くなってしまってる…すみません。
7章全体のネタバレが含まれるのでゲーム未クリアの方はご注意ください。
今回はもうとあるシーンが決定的だった。
いくら戦闘作画が素晴らしくても、そのワンシーンで評価ガタ落ちになってしまった。
もう、Twitterとかでも散々言われてますが。
ゴルゴーンに大敗し、みんなが意気消沈してしまったシーンです。
何故か(本当に理解できないんだけど)藤丸がレンガを積んで、それを見たウルク兵士が立ち直るというクソみたいな改変がされてました。。。
見た瞬間、は?という気持ちになり、いやいやウルクの兵士たちがレオニダスの教えを受け継いで立ち上がったのを見て主人公たちも前を向こうとしたんだよね??とマテリアル見返しました。
やっぱりそうでした。
原作はこっち
マーリンがあそこを見てごらんって言ったのは藤丸ではなく一般のウルクの兵士に対して。
ウルクの兵士たちは藤丸が動くまで落ち込んでる腑抜けではなく自発的にレオニダスの教えを受け継いで立ち上がった。
レンガを手に取ったのも兵士たち自身から。
そんなウルクの一般兵士の力強い姿を見て、主人公たちは感銘を受けて立ち直る。
それを
因果関係を真逆にして、藤丸ageに利用するとは…
なんかもう、空いた口が塞がらなかった。
本当に、ほんっとに、7章の本質・大切なところを、何一つ理解してないんだなと。
脚本の小太刀右京氏がひどすぎるのはもう分かりました。でも、はっきり言ってこの脚本を通す監督にも腹が立ってきましたよ…。
この脚本を見て、普通おかしいと思わないか?直させないか?原作に対する愛やリスペクトがあるならさ。
アニメ制作に関しては全然詳しくないので、トンチンカンなこと言ってるかもしれませんが…。
監督にそういう権限ってないんですか??
…これを一作品として、世に送り出してしまうスタッフにもがっかりです。脚本家に関してはもう諦めました。
7章の大切なところは、現地のウルクの人の強さにあると思っています。
ギルによってウルクが滅びることは分かっていた。逃げることもできた。だけど最後まで強大な敵と戦うことを選んだ。
他の特異点の現地民と比較しても、本当によく描写されているし、魅力的なんですよね。
だからこそ、そんな素敵な人たちがいるウルクを、「彼らと共に」守りたいと心から思ったのではないですか。
ティアマトによってボロボロにされたウルクを見て、それでも戦う兵士を見て「ウルクはここに健在です!」という言葉が出てきたんだろうと思う。
そこに繋がる大切なシーンの一つが、最悪の形で改変されてしまいました。本当に悲しいです。
このシーンは、レオニダスと共に鍛錬をし戦いをしてきた彼らがやるから、意味があるんじゃないんですか…
なぜ、藤丸に言わせたのか…
本当に安易に、主人公の株を上げさせるために台詞を奪ったとしか考えられないです。
そんなに藤丸ageしたいの?
主人公ageだったらこのあとの女神攻略編あたりで原作でも散々出てくるじゃん。
そこで十分やればいいじゃないですか。
なんで、わざわざ、レオニダスの死を受けてそれを受け継ごうとした兵士たちの行動を奪ったのか。
名もないモブ兵の台詞だから蔑ろにしてもいいと思った?いいわけないだろ。
モブ兵が言うことに意味があるんだよ!!
それに、藤丸くんって人数合わせで選ばれた普通の一般人だったじゃないですか。
なのにアニメではスーパーヒーローみたいになっててとてつもない違和感。
なんかさあ…藤丸くんのことがアニメのせいで苦手になってきてしまったわ。
未だに根に持ってるNARUTOアニメのヒナタの再来…
もちろん、ゲームをプレイしてるときはこんなことしないし、そもそも自分の分身だしで、そこまで嫌いにはならないけど。
アニメの藤丸くんがマジで無理になってきてしまった。
ゲームやってない声優さんにこれがバビロニアだと思われるのも悲しい。
皆さんやってるんでしょうか?
どうなんだろう?
島崎さんや高橋さん、川澄さん、植田さんはやってるだろうけど、それ以外の声優さんはやってなさそう。
別にやらなくても全然いいんだけど、改悪されたバビロニアアニメの台本でバビロニアがこれだと思われるのが悲しいなあ。
なんかもう愚痴しか出てこない…
原作愛・リスペクトが一ミリも感じられない。
小太刀氏は自分の評判とか見ないのかな。基本ネガティブなことは言わないTwitterですら叩かれてますけど。
もう二度とバビロニアに関わらないでほしい。
現実的には無理だと思うけど。
今回が最後の担当回だったと思いたい。
自分の好きなシーンが魔改悪されていくのを見るのはキツい。
特に大好きな21節でまた藤丸ageのクソみたいな改変されたら本当にたまらない。
頼むから関わらないでくれ…
バビロニアが終わってもキャメロット脚本の絶望があるんだなあ。
せっかくの映画なのにね。
本当にFateシリーズに蛆虫のようにまとわりついてるんだなこの人。
お金払って小太刀氏の脚本とか本当に見たくない。
でも動くベディは見たいよ。
はあ…
愚痴で終始してしまった。
正直言い足りてない愚痴は他にもある。例えば、原作では牛若やレオニダスが戦ってるとき、ゴルゴーンから必死で逃げてたはずなのに、逃げすに名前叫ぶだけで棒立ちしてたり。何やってんねん逃げろや。
あとキングゥに殴りかかろうとしたのも唖然…あれは、最後の最後のゲーティアに対してだけだったからよかったと思うんだよ。
まあ戦闘シーンは作画班の人がいつも通り頑張ってらっしゃってすごかったです。
9話はようやく小太刀氏じゃないらしい。ようやく解放された。3話連続はさすがにキツいです。安心して見れるといいな。
それでは。