つれづれ

限界オタクのブログです

バビロニアアニメ11話感想

万歳!!!!

ここ半年で一番の朗報!!!!!!!!
わーいわーいo(^▽^)o
お前が脚本書いた映画とはよろしくしたくないけどな!!
 


しょっぱなから飛ばしました。すいません。
バビロニア11話感想とアニメ全体に関しても個人的に思う問題点を書いてます。
感想を書く回が不満に思った回ばかりだな、と気づいてしまいました(笑)
なんでなのかなーと思ったんですが自分の中の不満と鬱憤を何かに書いて消化したくてしょうがないんだろうな、と思いました。ほら、書けばすっきりするって言うし。
純粋に感想を書きたい!と思わされるくらい感情を揺さぶられたり素晴らしいと思う回も今のところ別にないですし。
このブログ始めたのはキャメロットやって感動して純粋に感想書きたい!と思ったからなんですけどね。
 
そんなわけで11話の感想。今回もボロクソ言ってます。口悪いので注意。
あまりにもクソ回かつ不快だったのでリアルタイムで1回見ただけで録画も見ずに消しましたしもう二度と見ませんが。
11話はなかったものとして記憶から抹消しようと思ってます。
 
正直今回の話、問題点を挙げればもうキリがない。箇条書きで書いていきますよ。
小太刀(もう敬称もつけませんそれくらい嫌いです)脚本と聞いた時点で期待値がマイナス以下に下がった状態での視聴でしたが、期待を悪い意味で裏切らず最悪でした。
原作付きのものでよくここまで連続してひどい脚本だけ書けるものだと思った。仮にもプロの仕事ですよね?と聞きたくなる。
脚本家としての才能マジで無いのでやめたらいかがでしょうか。いい機会だと思いますよ?
 
 
1.冒頭から謎のギル回想ぶっ込み。
もうこの時点で嫌な予感がした。謎回想入れるの大好きですもんねこの人。
そもそも7章のギルは仕事に追われすぎてて仕事中にそんなこと考えてる暇ないでしょうに。
まあそれはもう置いておくとして。
エルキドゥに対しての男発言。信じられないレベルのミスですよ。
それからエルキドゥはギルガメッシュを殺しにきたのではなく神の元へ戻しにきたんですよ。
小太刀及びこれを通したスタッフ(主に監督)は基本的な設定すら知らないんですか?
エルキドゥは兵器であって無性別というのは超基本的な設定だと思ってたんですけど。
そもそもこのアニメの1話でエルキドゥがギルガメッシュを神の元へ戻しにきた、という話がロマニから語られていたじゃないですか。同じアニメ内の話ですよ?脚本の連携が本当に取れてないんだなと実感しました。
こんなことすらちゃんとできないとか本当に制作一同大丈夫ですか?
 
 
2.ケツ姉戦もう全体的に冗長すぎる、テンポ悪すぎる
長すぎる!!!!
最終的に昼だったはずなのに夕方までかかってるってどういうことだよ??
だいたい、原作ではマーリンの台詞で自分たちでも抑えていられるのは2、3分程度。だからその間に階段を駆け上って太陽石をぶっ壊せって言われてたんですよ。
やたらとサーヴァント戦闘が長いしその間藤丸は階段前で棒立ちで何をしてるのマジで。テンポが死んでるぞ。
ゴルゴーン戦でも感じたことですが、単純にアニメとして戦闘が長すぎて冗長になってます。
8話が動いてたのにあまり評価高くないのは最後のクソ改悪もあるけど単純に戦闘の見せ方が下手、長すぎ、つまらないのもそう。牛若2回戦わせた意味が今でも解せない。
とりあえず動かしときゃいいってもんじゃないから…見せ場とメリハリがなきゃ冗長なだけ。
ここに時間を割くくらいなら報告シーンだったりウルク兵だったりもっと描写すべきところはいっぱいあったはずです。今回円筒印章もバッサリカットされましたね。
 
 
3.スカイハイまでの流れの改悪
まあ、正直予想してなかったわけじゃなかった←
自分でも悲しくなってくるけど。
どうせ藤丸ageのために、藤丸をかっこいいヒーローに見せるために、やたらとシリアスにして藤丸が発案したことにするんだろうなと思ったら予想的中すぎて無表情で見てた。
原作はこっち

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主人公が高さが必要…と言ったのをジャガーとイシュタルが勘違いして悪ノリして困惑するまま上空まで連れていかれ落とされるっていう、まあ要はギャグなんですよ。
ここはノリと勢いだし、真面目にシリアスにやってどうすんだよ…
この流れを藤丸が考案したことにしてシリアスにやって藤丸様かっこいいー!!ってなる?ならんやろ…
飛んでる時間長すぎてシュールすぎるだろ… 
ていうかさ、小太刀回全てに言えるんだけどアニオリの台詞本当臭いんだよな…言葉のセンス20年前ですか?
 

4.ケツァル姉さんが受け止めるところカット
馬鹿かな?
勝負の決着をカットしてどうする。そこ一番重要なところだろぉ!?
落ちる描写もない上にCM入って「は?」と思ってたら受け止めるところカットでいきなり気絶してる藤丸。
もうこれ、原作見てる私ですら「は?」なんだから初見の人マジで意味分からんだろうな。
長々とサーヴァント戦闘やって肝心の決着カットって何考えたらこんな脚本になるの?
これを通す監督もどうなの?
 
 
5.円筒印章丸々カット
後述のアニオリのために円筒印章のくだり丸々カットとか、本当に正気ですかね。脚本家としての才能ゼロどころかマイナスだよ。
この円筒印章、最初に見たときは確かに何のことか実感が湧かないかもしれないけど、後半になってケツァル・コアトル姉さんのゴルゴーンへの思いを知ることができる大切なポイントなんですよ。
ゲーム未プレイの方もいるかもなので明確なネタバレは避けますが、コアトルさんは円筒印章によってこの後何が起こるかを知っていて、だけどあえて主人公たちにゴルゴーンに真っ直ぐに対峙してほしいと思い何が起こるか言わなかった、という話です。つまりはこの後の伏線にもなってるんです。
どうしても尺がないならカットしても致し方ない話ではあるが、後述のクソ以下のアニオリをぶっこむ尺があるならここを原作通りやれよと。こっちは基本的には原作通りのバビロニアが見たいのであって、三流脚本家の「ぼくのかんがえたさいきょうのばびろにあ」は全く見たくないんです。
 
 
 
さて、散々改悪を振り返ってきましたけど、今回一番頭にきたのはロマニの件。
もう思い出したくもないんですけどね。
キャラ崩壊レベルの台詞を吐かせました。
唐突に説教を始めた時点で、「え?ここで説教なんてしてないよ?てかゲームで序章から今まで説教なんてしたことなくない?」と戸惑ってたんですが。

「君は僕の指示に従ってくれればいい」
 
なんだこれ…ロマニ何言ってるの…?という気持ちになり、本気で視聴やめようかと思った。いや、もう本当に切りたくなった。
 
こんな高圧的な台詞、言うわけないじゃん。
引用させていただきましたがこの方のおっしゃっていることに共感しかないです。
ロマニは人間の自由な意思を素晴らしいと言っていた人ですよ。
原作ちゃんと読んでたら絶対こんなこと言わない性格の人だって分かるじゃん。
そもそも今までの6章まででロマニは散々主人公が無茶してきたところを見てる。(聖罰とか典型的な例ですね)
元々人格的にこんなこと言わないし時期的にも今更こんなこと言うわけない。
 
ホームズの回想に繋げるためでしょうけど、そもそもそのホームズの回想自体がバビロニアには全く不要。
これもアニメ初見の人、意味分かんないね。もしかしたら初見の人がこのブログをご覧になっている可能性もあるので多少補足しておくと。
このホームズのロマニに対して疑心を抱かせるような回想は一つ前の特異点の6章キャメロットでの話。
確かに主人公はここで疑心を抱いたんだけど、その6章中でその後ダヴィンチちゃんと会話してロマニの昔の話を聞いた後、「ロマニは最後まで君の味方だ、天才が保証しよう」と言ってもらえて、そこで疑心はもう晴れてたんですよ。
その後の原作の7章においてはロマニ関連で主人公が疑心を抱くような描写は全く出てこない。だってもう晴れてるし。
それなのにそれを7章に持ち込んだあげく、そのアニメ初見には分からない回想に繋げるためだけにロマニのキャラ崩壊レベルの絶対に言わないような台詞を吐かせ、なぜか通信を切りギスギスした雰囲気にさせるって、どういう頭してたらこんな脚本書けるんだ?何度も言うけどこれを通す監督もどうかしてるよ。Twitterで何のんきにロマニの絵上げてんの?
 
推しが仮にも公式でキャラ崩壊させられました。
まさかこんな本来ロマニがメインでもない話で急にクソみたいなアニオリぶっこまれると思わないよ。
このロマニは私が知っているロマニとは別人のようなので、記憶から消します。
最後の最後にクソみたいな置き土産残して、バビロニアをめちゃくちゃにして去っていきましたね。
設定ミスに伏線カット、改悪に次ぐ改悪にクソみたいなアニオリ、果てはキャラ崩壊の台詞。
小太刀がいなかったらどれほどマシだっただろうと思わずにはいられない。
 
 
 
さて、11話の問題点をつらつら並べてきました。
ここから冒頭で申し上げたとおりバビロニアアニメ全体の問題です。
脚本家によってキャラの性格・描き方がブレブレ(主に藤丸)なんですよ。
武井氏・永井氏のときは少し抜けた感じで原作に近く、そこまで不快に感じることもないんです。
ところが小太刀氏のときはやたらとシリアス風に深刻になり、棒立ちで叫びまくりながら人の台詞をぶんどる。そんな風に描くせいでイキリまくってるように見える。イキリ鯖太郎って言われるのも無理はないよ。
何が問題かってまあ見たままですけど、監督が全く全体の管理が出来てないってことですよ。
このアニメのスタッフを最初に見たとき、シリーズ構成が居ないな?と思ったんですが、そのせいもあるかもしれません。
しかし構成を置かないアニメもままありますしそこ自体に突っ込むつもりはありませんが、であれば監督がその役割を果たすべきはずです。
ところが現状脚本家によって描き方がバラバラになっていて、監督は仕事してるのか?と思わざるを得ません。
脚本家の好きなようにやらせて一本のアニメとして方針が全くない。だからしっちゃかめっちゃかな感じになってしまっている。
この有様でとてもいい作品になれるとは思えません。
アニメを見ながらここまで毎話毎話脚本家の名前気にしたのなんて初めてです。
他のアニメを見て、脚本家が変わるごとにキャラの描き方がブレないのがめちゃくちゃすごいことのように思えてきてしまった。当たり前のことなのに。
初監督とお聞きしましたが、荷が重すぎたのではないでしょうか。どうしてプロデューサーも見るからに力を入れているアニメに新人監督を起用してしまったのか。
しかしまあ、監督が仕事してなくても小太刀以外の脚本家の回は作画の力でそれなりには見れるのがなんというか…
 
 
今回は、ケツァル・コアトル姉さんとロマニが最大の被害者ですね。
逆になぜか戦闘メンバーに入れてもらえなかったために出番わずかだったマーリン、よかったね!!!
今思えばこんなクソ回でロマニみたいにキャラ崩壊させられなくてよかったよ本当。
マーリンは割とアニメでもちゃんと描いてもらえてるし、本当お前運いいな。
 
 
 
ここまで色々書きました。全て個人ブログの個人的な意見ですので、合わないと思われる方もいるかもしれませんがそこは意見の相違ということで悪しからず。
稚拙な長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。