つれづれ

限界オタクのブログです

FGO2部序&1章アナスタシア感想

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そんなわけで

ようやく2部に入りました。そして1章アナスタシア編をクリアしました。

序は半日もかからず終わったかな?で、アナスタシアは7日かかってましたね。

序だけでは分からない点が多すぎたのですが、アナスタシアを最後までやってようやく「異聞帯とは何か」「カルデアは何をすべきなのか」、というのが分かりました。

これ、アナスタシアも含めての1部の序章(冬木)にあたるのではないかな〜。

 

まずは序の感想。

カルデアが壊滅してしまったのは本当にショックだったよ…

みんなと過ごした思い出がたくさん詰まっているところがさ…

そして…何より…マシュも言っていたけど…

ドクターの部屋が…

きのこめ…許さん…

 

正直、まだ信じたくないし壊滅したのはカルデアスだけでカルデア自体は存在してると信じてます。

だってロマニが居た場所が、無くなったなんて信じたくないもん。

メタ的なこと言うと、2部以降のイベントとか普通にカルデア出てくるのにどうなってるの?って感じだし←

あるよね?本当に。きのこ、2部に繋がるためとはいえこの展開は許さんぞ。

カルデアが壊滅してしまったというのは本当にショックで、アナスタシア編をやってまあアナスタシアにも王族なりの誇りというか民を思う気持ちがあったのは分かったんだけど、この一件は本当に許せない。異聞帯側で召喚されたからカルデアを攻撃したのは当たり前のことかもしれないけど、それでも理屈では処理できないこともあるのよ。(アガルタのあの発言然り)

 

 

それとアナスタシア編も含めての新キャラについてですが…

新所長。正直、1章終わった今でも全然好きになれてないし好きになれる要素が見つからん。通信でも出てこないでほしいと思うレベル。

今後もおそらくずっと一緒なんだろうけど、彼を好きになれるだろうか…いやずっと一緒だろうから好きになりたいんだが、本当、正直不快。

傲慢で特に何かに秀でるわけでもないのに人を見下すし贅沢な食料は独り占めするし一々一言多いし…

オルガマリー所長といいなんで所長って枠は第一印象最悪な奴ばかりなん?でもオルガマリー所長は可愛かったし苦労したバックボーンも伝わってきたからいいけど、こいつはデブだからなあ…

こいつに「貴様」って言われると本当めちゃくちゃ腹立つんだよね!まずその二人称から直さない?だから嫌われるんだよあんた。

「貴様」って呼んでいいのはギル様だけなんだよ!お前みたいなデブのおっさんから言われても不快だけやねん!ギル様からだったらいくらでも「貴様」って呼んでもらっていいですけど。むしろ大歓迎ですけど。アナスタシア終わった後放置してたキャスギル様の幕間やって再確認しましたわ。

(キャスギル様の幕間やって本当にロマニと7章組の千里眼トリオが恋しくなった…大好きなんだよ本当に…)

こいつのおかげでロマニの偉大さを再確認した。本当に本当にロマニ帰ってきてくれ(泣)

貴方の代わりなんて居ないんだよお…

いつも優しくて暖かくてさ…彼の存在がどれだけ大きいかを実感しました。1.5部も2部もロマニが居てくれたら、それだけで、もっと楽しかっただろうになあ…

あと別に大して好きでもなかったホームズをちょっと好きになれた。新所長がひどすぎるせいで。

 

ロリンチちゃん。スペアとかありかよーって感じですけど、可愛いのでよし。

個人的にはダヴィンチちゃんより好き。表情豊かで可愛い。ショップの声もこちらの方が断然好き。

まあ中身おっさんなんだろうけど。

 

ムニエルさん。いや〜いいですね!カルデア職員って今までモブしか出てこなかったからね!

苦労人でいい人感が伝わってきます。私が新所長に対して思ってることも全部代弁してくれる。

ムニエルさん好きだわ〜もっと出てきてほしい。

 

コヤンスカヤ。本当清々しい悪役って感じですね!

フォウくん踏み潰したところとか殺意芽生えそうになったし大っ嫌いですけど、そういうキャラとして描かれてるんだろうしまあね。

しかしあそこで本当敵意剥き出しで守ってくれようとするフォウくんにときめいたわ…

こいつは2部のストーリーの根幹に関わってくるんだろうなあ。イヤーな長い付き合いになりそう。

それともレフみたいな感じか?案外2章で死んだり?

 

神父。結局お前の真名はなんなんだ、ラスプーチンでいいのか。

語ること特になし←

 

カドック含むAチーム、通称クリプター。まさか敵に回るとはなあ。

シルエットとフルネームつきで紹介された時点で何か関わってくるんだろうなとは思いましたけど、思いっきり敵でしたね。

そんな理由で?とか思っても、生存には抗えないものがあるのかもしれない。生存って、結局すべてだものね。

冷凍保存してしまったことがここに繋がるのか…なんというか…

命なんて背負えるわけないじゃない、って言った所長の言葉は今でも覚えてますけど。結局「命」なんだよね。それ以上のものなんてないんだ。

彼らもやらねば死だったんだろうし、一概に責めることはできない。ただ、世界を舞台にした擬似聖杯戦争みたいなことをしてることについては、罪悪感は感じてほしい。

その描写がなかったことだけが引っかかる。一方的に襲われてそれを取り戻そうとすることが結果的に世界を滅ぼそうとすることに繋がる主人公だって罪悪感を感じているわけですから。それすら感じなかったらさすがに断罪するしかないクズですけど。

カドックは殺さずに捕虜?みたいになってましたが…2章でどうなるんでしょう。まさか仲間になるなんてないよね?

 

正直、あれだけ苦労して、多大な犠牲を払ってようやく人理修復を成し遂げて取り戻した未来を、「異星の神」なるものの手によって、こんなにあっけなく無にされてしまったというのが…無力感でいっぱいで、悔しい。

元々第1部だけで完結できるようにも作ってたらしいので、まあそうなんだろうけど。

あまりにも綺麗な終わり方だっただけにね。

…地球、破壊されやすすぎないか?笑

 

あとねー、マーリンがどうしているかが非常に気になります。

彼はきっと、今回も巻き込まれずにまた楽園で独りでいるんでしょう。

でもさ、また助けにきてほしいよ…というか会いたいよ。

また見てるんだろうな。早くきてよー。

出るとしたら円卓が関わるらしい6章でしょうか?しかし1部のときは確かに関わってはいたけど、本格的に出てきたのはまさかの7章だったからなあ。

 

 

 

さて、ここからアナスタシア編の感想です。

率直に言って、とても面白かった!!!またこのようなシナリオに出会えて嬉しい!

2部のスタートとしてはこれ以上ないのではないでしょうか?

正直なところ言いますと、1.5部では一度も泣かなかったので、もう1部後半くらいに感情揺さぶさられるようなシナリオはやはり無いのかなと思ってたんですけど、、、泣かされました(笑)
具体的に言うとパツシィくんの最期のところでですね…
 
みんなが言っていたけど、この土地に住まう人は本当に何も悪くないのに。どうして結果的に皆殺しにするようなことをしなければいけないのか。
もう何というか…辛い戦いでしかない。本当に。
全ての戦いが終わった後も、なんとも形容し難い、寂寥感というか罪悪感というか、そんなようなものがありました…
これをあと6回、しなければいけないのかと思うと…
特異点のときは、「よっしゃ特異点バンバン解決しに行ったるでー!!」的な感じで(笑)、冒険が楽しみだったんですけども。
真逆ですね、今回は。そりゃあ自分たちの世界を取り戻さなきゃいけないんだけど、これから次の異聞帯で出会う人を抹殺していくのかと考えると…
 
重いな。本当に、重い。

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一言一言が鉛のように重たい。
こんなこと、普通言えないよ…
自分がずっと生きてきた世界よりそっちの方が美しい、だからそちらが生き残るべきなんだ、なんてことは。
どれほど残酷だろうと思います。
でも、彼はそれを一つの希望として捉えていた。辛かっただけの生に意味があるなら、幸福に溢れた正しい世界があると証明されたことだ、と。
だったら、それに報いないとね。
十字架を背負いながら旅を続けなければならない。
決して忘れずに。
そう思います。
 
最初の異聞帯がこの場所で本当に良かったんじゃないかな。
パツシィくんという人に出会えて良かったよ。
本当、感謝しかありません。
 
 
 
その他よかったところ!
◯アヴィケブロンさん、マジでカッコいい
アヴィえもんかお前は。ゴーレム万能すぎるだろ。
正直、しょーじきな話、召喚サークルから出てきたのがアヴィケブロンさん、「誰?」感が凄くて。
「いや、縁を結んだ英霊じゃなかったのかよ!?」って思ってちょっとがっかりしたんですけども(ごめん)
振り返るとこれ以上のサーヴァントは居ませんでしたね。
索敵に探知に防御に移動に攻撃に…なによりイヴァン雷帝戦はこの方の力無くして勝てませんでした。
アヴィ先生は自分のことをひたすら謙遜してへりくだってましたが、そりゃあギル様みたいな超ド級の破壊力はなかったとしても、キャスターとして一流も一流のサーヴァントだと思いました。
正直毎回特異点や異聞帯にこの人連れていきたいレベルよ、本当。
 
Apocryphaをやはり見れていないのでその辺のバックボーンはあまり知らなかったんですけど、炉心に自分のマスターの子供を利用したことがあったんですね。
その贖罪として…自身を焚べたと。
ベオウルフさんも言ってましたが、その後悔があるだけ、十分だと思います。
そして何よりその思いが、今回窮地を救ってくれた。

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かっこよすぎる。

本当にありがとう、アヴィケブロンさん。
 
 
◯イヴァン雷帝も素敵な敵だった
どーも終盤までボケ老人的な扱いを受けてましたが、冠を破壊されてボロボロになった後の対話はカッコいい敵だったと素直に思いました。ちょっと驚きました。

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(ログから撮ったので背景アタランテさんですみません)

素敵な気骨を持った人だと思います。
オプリチニキを放置してたのはまあ確かに断罪されるべきだけど、その他はこの人自身というより周りの傀儡みたいな扱いでしたし。
民を思っていたのに嘘はないと思うんだよな…
そして何より、自分の足りなかったところを素直に認められるところ。素敵な敵でしたよ、本当。
 
 
◯ベオウルフ、ビリー共にかっこよかった!
ベオウルフは5章のときも嫌々敵に回ってる感があり、味方だったらよかったのになと思ってたので、今回よかったです。
ビリーも5章ではあまり話せないまま早々に退場してしまったので、最後まで居てくれてよかった。
特にベオウルフさん!かっこよかったっす!随所随所の言葉が。
残ったヤガに発破をかけるときとか
アタランテオルタが敵に回ったときとか

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まあ、アタランテの気持ちも分かるは分かるんですけどね。
獣に近いし、そういう人ですし。
ただ、やはりこの精神的に弱るこの状況で、最後まで味方でいてくれる心強さといったら。
かっこよかったです。
 
 
いや〜これもよかったですね。特に、「怒りの日」が流れ出してそのまま戦闘に入ったのは熱かった!
お互い、評価していたのだと思います。
随所随所にその言葉が表れていたもの。
最後に「キラキラ星」で締めたのも素敵でした。
音楽のないこの地において、例え終わる直前だったとしても、ヤガたちに音楽を聴かせてあげられてよかった。
しかし、アマデウスがやってたことってバビロニアでマーリンがやってたことと似てるよね。
そう考えると本当…いやまあ夢魔なのはあるんだけど、周りにそんな素振りも見せず独りでよく頑張ったなマーリン…!本当すごいよあなた…とますますマーリンが愛おしくなりました←
 
 
◯マシュ覚醒!
マシュがようやく前線に復帰。正直な話、やはり1.5部の前線に出てこないマシュは、1部のときより魅力的には感じられなくなったし、セイレムとか本当なんでついてきた感がすごかった。(しかも独断行動して危険にさらされるし…)
1部のときは本当に大好きだったんだけど、1.5部でちょっと、ほんのちょっとウザいなと思わなくもなく。
なので、よかったです。
マシュもいろいろ悩みながら成長しているんだろうな。また前線で隣に立ってくれてありがとう。
オルテナウスは霊衣という扱いでよかった〜今までのが使えなくなるのかと思ってビビりました^^;
まあでも確実に弱体化はしているよね。当たり前といえば当たり前ですが。

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今までのマシュが使い勝手良すぎたのもあるんですけど、特に新しいスキル1は本当どう使ったらいいのか分からん。
アナスタシアでもオルテナウスマシュ使ったけど、スキル1だけは一回も使ってない。
全体防御からなーんで自身へのバスターアップになるねん!?
方向性が違いすぎるやろ〜それに、マシュに攻撃力はあまり求めてないんだよなあ。
おそらく1部と同じく円卓が関わるらしい6章で強化されるとは思いますが。
まあ、ストーリー以外では前のマシュ使えるらしいのでよかった。
 
 
あとは、少しだけですが微妙だった点も挙げましょうか。
◯武蔵…またか感。
辻斬り、剣、世界に迷い込む、この時点でもう武蔵だろうなとは思ったんだけど、やっぱりそうでしたね…
しょーじきプロトセイバーあたりを期待してた(笑)
またか〜感が否めなかった。だって剣豪であれだけメインで掘り下げられた後ですよ?しかも間にセイレムしか挟んでないよ?スパン短すぎて食傷気味なんですよね。
私自身が剣豪でそこまで彼女のことを好きになれなかったのはあるかもしれない。だが、それにしてもスパン短すぎるだろ。
まあ本当終盤だけの出番でよかったですけど。
なんでなんだろうな〜ここまで再登場で喜ばなかったキャラは初めてだw
登場回数ならエリちゃんは確かに3回も出てるけど、でもそのうち1回(2章)なんて出てないようなものだし、残り2回も味方側で最後まで戦ってくれたが別にメインで掘り下げられたとかそういうわけではないし。
過去の章でメインだった、でいうとネロなのかもしれませんが…セプテムは剣豪とは比較できないくらいテキスト短いし。まあ、私がネロちゃま大好きなのはあるんですけど!笑
エリちゃんもネロも5章で再登場したとき本当嬉しくて大喜びだったんですよね〜!!!
武蔵ちゃんが今回で最後かも、と言ったとき正直嬉しかったごめん。
彼女の設定的に便利なのは分かるが、もう食傷してるので今後の異聞帯でも出てきますとか言われても本当やめて…っていう感じなので…
 
 
◯イヴァン雷帝のハードル上げすぎてちょっと拍子抜け
まあ物凄いレベルでハードルを上げていくので(主にパツシィくんが)
そんなん言うてもティアマト以上は無いだろ〜って思ってたら、やっぱりティアマト以上では無かった←
単純なデカさ・スケールの大きさ、そういう面でのハードルを上げていってしまうと、インド洋を体積にしたティアマトに敵うわけがないんですよね。
加えて空も飛べない。
ゾウみたいなあの姿を見ても、まあすごいなとは思うけど「ああ…うん…」みたいな。
マップでどんどん侵略されていってるのが分かったティアマトと比較するとやはりどうしても絶望感は格段に落ちるし、拍子抜け感は否めなかったかな。
 
 
◯アステリオスのあんな扱いは見たくなかった…
微妙な点というより、悲しかったところ。
アガルタのヘラクレスを思いだした。ミノタウロスなんて呼び方したくなかったよ。
せっかく本当の名前を呼んでもらえたのにな…
だから、こんな扱いしたカドックはやっぱり嫌い。アステリオスに謝れ。
まあこれはシナリオ的にユーザーにもそう思わせるような展開なんでしょうけどね。
 
 
 
そんなわけで、今回の感想はここまで。
総評すると、2部の今後が楽しみになる、素晴らしいお話でした!
やってよかった!!
ここまでご覧いただいた皆さん、ありがとうございました。